2018.07.21 08:32

[ふれあい高新in越知町] キャンプ場天国 仁淀川沿いに7カ所

家族連れでにぎわう黒瀬キャンプ場 (越知町黒瀬=飯野浩和撮影)
家族連れでにぎわう黒瀬キャンプ場 (越知町黒瀬=飯野浩和撮影)
 4月にアウトドアブランド「スノーピーク」監修の新キャンプ場がオープンし、注目を集める高知県高岡郡越知町。日本一の水質を誇る仁淀川、見上げれば山の緑、空の青。雄大な自然が広がるこの町は、知る人ぞ知るキャンプ天国―。この夏、越知キャンプへGo(ゴー)!

 7月中旬の3連休初日。越知町中心部から車で15分ほどの小浜(こはま)キャンプ場にはテントがちらほら。高知市内から家族で来たという黒岩真悟さん(42)は、このキャンプ場に通い始めて約10年。「普段はあまり混まないし、無料なのも魅力的」と、娘と妻の川遊びを見守りながらテントの下でのんびりしていた。

 越知町内には町などが管理するキャンプ場が小浜も含め、日ノ瀬清流公園、宮の前公園、本村(ほんむら)、黒瀬、青漬(あおづえ)、桐見ダム公園の7カ所ある。いずれも仁淀川やその支流のほとりにある。

 青漬以外はトイレや水場が整備されているのも、利用者にとって重要なポイントだ。「水場とトイレが河原のすぐ近くにあると便利。炊事もしやすいし、その後の片付けもできる」などの声が聞かれる。

 黒瀬には格安で泊まれるバンガローやコインシャワーが備えられ、キャンプ初心者でも使いやすい。スノーピークが越知町から指定管理を任されている日ノ瀬には、コンテナ型の宿泊棟や炊事棟など快適にキャンプできる設備がそろっている。

 越知町企画課によると、キャンプ場全体の利用者数は集計していないものの、黒瀬キャンプ場のバンガロー利用者数は2011年に472人だったのが昨年は754人まで伸びた。キャンプ場の常連や地元住民らの感覚としても「ここ数年、人が増えたように感じる」。県外ナンバーを見掛けることも多くなったという。

 集客増の要因と考えられるのがカヌーやラフティングのツアー。越知町観光協会は2011年に事業を始め、カヌーは年平均500人を集客する。民間業者が展開しているツアーもあり、この季節は町内のあちこちの川面にカラフルなカヌーやボートが見られる。

 黒瀬キャンプ場を管理する片岡大介さん(52)は「最近はスノーピークを通して他のキャンプ場を知った、という人も多いようです。それぞれの楽しみ方で利用してもらって町がにぎわったらうれしい」と期待を寄せている。(今川彩香)

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カテゴリー: 社会ふれあい高新2018社会


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