2018.07.20 08:36

キレンゲショウマ開花 高知県梼原町に希少な高山植物

花が咲き始めているキレンゲショウマの群生地(梼原町東川)
花が咲き始めているキレンゲショウマの群生地(梼原町東川)

 剣山などに分布する希少な高山植物、キレンゲショウマが今年も高岡郡梼原町東川で小さな花を咲かせている。車で来られる群生地は珍しく、県内外からファンが訪れる。8月10日ごろが見頃のピークになりそう。
 
 宮尾登美子さんの小説「天涯の花」で描写されたことで知られる。植物調査に取り組む同町東川の中平勝也さん(58)が、15年ほど前に自宅近くの杉林に種を植え、世話してきた。
 
 6月下旬に咲き始めたという花は3~4センチと小ぶりだが、淡い黄色の花が斜面のあちこちで存在感を放つ。自生地では一斉に咲いて1週間ほどしか見られないが、ここでは時間差で咲くため長く楽しめるという。
 
 「一年を通して世話をしているが、裏切らずに咲いてくれるのがうれしい」と中平さん。一般公開しており、観察道近くに駐車できる。多種の山野草が咲く自然植物園「百一草園」の看板が目印で、四万川郵便局の北東約2キロ。(早川健)

カテゴリー: 主要環境・科学高幡


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