2018.07.19 08:35

[ふれあい高新in越知町] 越知産サンショウが高評価 風味豊か

かんきつ系の風味が高評価の「仁淀川山椒」(東京都中央区)
かんきつ系の風味が高評価の「仁淀川山椒」(東京都中央区)
東京の香辛料メーカー 売り上げ右肩上がり
 こんなサンショウに出合いたかった―。スパイスメーカー「ギャバン」の商品で、全国の消費者から絶賛されている一品がある。その名は「仁淀川山椒(さんしょう)」。使われているのは高岡郡越知町産のサンショウ。レモンのような爽やかな香りで、シェフたちの間でも高評価だという。小粒でもその存在感は抜群だ。

 同社は東京に本社を置くハウス食品グループの一つで、業務用スパイスを専門的に扱っている。越知町のサンショウに目を付けたのは10年ほど前だった。

 同社マーケティング企画部の太田一彰部長は「全国のいろんなサンショウを調査してきました。そんな中で出合ったのが、高知のもの。香りが強く、見た目も鮮やかな緑で、すごくいい。担当者一同、一発でほれました」と話す。

 高知県内ではあまり知られていないが、高知県はサンショウの栽培面積(57ヘクタール)が和歌山県(162ヘクタール)に次いで全国2番目に多い。そして県内の約8割を生産しているのが越知町なのだ。

 さて、越知産サンショウの実力はというと…。同社は肉料理やマーボー豆腐など一般的な使用だけでなく、デザートやパスタ料理、洋食用ソースなどでの活用も提案している。

 風味が爽やかなため用途が広がるようで、商談会では一級品を求める全国のシェフから「サンショウなのにかんきつ系の香りがして面白い」などと高い評価を受けているという。通販サイトのコメント欄にも「香りが豊かで上品すぎる」などの書き込みがあり、近年の販売実績は、毎年10%ほどずつ前年を上回っている。

 太田部長は「期待以上の売り上げ。弊社の約800あるアイテムの中でも優等生。まだまだ市場を開拓していける商品だ。このような素晴らしいものを育ててくれている生産者に感謝したい」と話している。(安岡仁司)

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