2018.07.18 08:40

高知県産ウナギ「太化」で資源保護 大型化まで養殖、消費個体減

太化されたウナギ=左=と通常サイズのウナギ(南国市久枝の県淡水養殖漁業協同組合事務所)
太化されたウナギ=左=と通常サイズのウナギ(南国市久枝の県淡水養殖漁業協同組合事務所)
長期飼育「味に遜色なし」
 数が少ないなら「個」で勝負!? 高知県内の養鰻(ようまん)業団体が、ウナギを出荷するタイミングを従来より遅くし、長期の飼育で大型化させる取り組みを進めている。ニホンウナギの資源の枯渇が指摘される中、身を大きくすれば少ない個体で消費を賄うことができ、資源にも優しい―との発想。業界では取り組みを「太化(ふとか)」と呼び、今後の普及を見込んでいる。

 32軒の養鰻業者でつくる県淡水養殖漁業協同組合(川村寛二組合長)によると、近年のウナギ資源の減少を背景に、太化の取り組みは全国で徐々に普及している。同漁協も約3年前から組合員の一部が取り組んでおり、先進県という。

 養鰻は通常、シラスウナギを養殖池で1年2カ月ほどかけて育て、1匹200グラム程度で出荷していた。太化では、さらに約半年かけて太らせ、300~500グラムで出荷する。...

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カテゴリー: 社会環境・科学


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