2018.07.16 08:15

千代の海関が高知県の大黒さんを悼む 宿毛高校相撲部で同級生

 大相撲の西十両12枚目、千代の海関(25)=本名浜町明太郎、幡多郡黒潮町出身、九重部屋=が名古屋場所8日目の15日、西日本豪雨の影響で死亡した高知県宿毛高校相撲部の同級生、大黒浩平さんについて語った。

 大黒さんは県西部が豪雨に見舞われた8日、土佐清水市の自宅を出て幡多郡大月町の職場に向かう途中で行方不明に。12日に遺体が見つかり、13日に本人と確認された。

 千代の海関が訃報を聞いたのは13日だったといい、「海に流されたと聞きました。一緒にインターハイへ行こうと必死に稽古をした。あいつがいなければ、今の自分はいない」と視線を落とした。

 高校卒業後、大黒さんは就職、千代の海関は日本体育大に進学し、2人が最後に会ったのは千代の海関が大学1、2年のころだったという。千代の海関は「(5月の夏場所後に)十両昇進を伝えるLINE(ライン)を送ったら、『おめでとう』と返信してくれた」と述懐する。

 新十両の今場所は亡き友への思いを背負い、5勝3敗で後半戦へ向かう。「毎日、相撲が取れるのは当たり前ではない。とにかく勝ち越します」と決意を語った。
カテゴリー: 社会西日本豪雨幡多災害・防災


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