2018.07.11 08:31

高知県宿毛市、復旧へたくましく 高知新聞記者ボランティア体験

豪雨で庭にたまった泥を片付けるボランティアら(10日午前、宿毛市大島)
豪雨で庭にたまった泥を片付けるボランティアら(10日午前、宿毛市大島)
 西日本豪雨で土砂崩れや家屋の浸水被害が多発した高知県宿毛市。被災民家を片付けるボランティアを募集していると聞いた高知新聞の新人記者が10日、現場に向かった。その体験ルポを紹介する。

    ◆   ◆

 私は千葉県出身の23歳。この春高知市に引っ越すまで水害に出くわしたことがなく、今回宿毛市で記録した1時間108ミリの雨なんて想像もできなかった。「被災地を目に焼き付け、少しでも住民の力になれれば」。そう思って10日朝、車を西へ走らせた。

 午前9時、受付窓口の宿毛市総合社会福祉センターに着くと、ボランティア10人程度が集まっていた。向かった先は、海にほど近い同市大島の木造2階建て。大雨で裏山が崩壊し、1階の窓ガラスを突き破った土砂が床や家具を覆っていた。足を踏み入れれば長靴の半分以上が泥にめり込む状態だ。

 「どこから手を付ければいいのか…」と途方に暮れていたのは、この家に暮らす樋口智美さん(50)。8日午前5時ごろ、ちょうど「108ミリ」の猛烈な雨を記録したころに裏山が崩れてきているのに気付き、市内にある母の実家に避難した。同日午後に戻ると、家はもう泥まみれになっていたという。...

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カテゴリー: 社会西日本豪雨幡多災害・防災


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