2018.07.09 14:38

高知県内の量販店 大雨の影響で一部品薄 通行止で物流が寸断

大雨の影響で一部の商品が品薄に。商品棚にはおわびの告知も出された(8日午後、高知市内のスーパー)
大雨の影響で一部の商品が品薄に。商品棚にはおわびの告知も出された(8日午後、高知市内のスーパー)
 西日本を中心とした大雨の影響で、7月8日ごろから県内のスーパーやコンビニなどで一部商品が品薄になっている。大きな被害が出た広島、岡山県など中国地方に製造、物流拠点のある商品が中心で、工場の操業停止や瀬戸大橋などの通行止めによる物流の寸断が背景にある。流通関係者は「天候回復に伴い、数日中に解消するだろう」と予想している。

 8日午後、高知市内のスーパーやコンビニではパン、納豆、カット野菜などの品薄が目立った。空になった商品棚には「大雨の影響で商品を入荷できませんでした」など、おわびの書面が並んだ。

 あるコンビニの店長は「トラックは来ても、発注分の半分か3分の1しか届きません…」。女性客の一人は「土日にスーパーで1週間分の食材を一気に買うので、このタイミングの品薄はつらい」と話した。

 また、「食材の仕入れ等が困難な状況になっております」との張り紙を出し、臨時休業する飲食店もあった。

 今回の品薄を、サンシャインチェーン本部(高知市)の広報は「通行止めで商品の到着が遅れたこともあるが、工場の稼働停止などで中国地方から商品が届かない影響が大きい」と説明。サニーマート(高知市)のバイヤーは「特定のカテゴリーというより、広島や岡山に拠点がある会社の商品が足りていない。通信障害で注文がうまくできなかった影響もある」とする。

 両社とも品薄状態は徐々に解消すると見込む一方、懸念するのが青果物の産地の被災。「収穫遅れや生育不足につながるかもしれない」「県内、県外産を問わず、値上がりの可能性は否定できない」と話している。

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カテゴリー: 社会西日本豪雨災害・防災


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