2018.07.07 08:35

高知県内雨量1000ミリ超え続出 7日夕方まで大雨の恐れ

坂道から大量の泥水があふれ下り、道路が冠水した本山町中心部。左は国道439号(6日午後7時20分ごろ、同町本山)
坂道から大量の泥水があふれ下り、道路が冠水した本山町中心部。左は国道439号(6日午後7時20分ごろ、同町本山)


 高知県地方は6日午後も全域で断続的な雨に見舞われ、降り始めからの総雨量は安芸郡馬路村で1500ミリ、長岡郡本山町で1400ミリをそれぞれ超えた。県東部などでは土砂崩れが発生。県によると、午後8時時点で安芸市、香美市、香南市の132世帯216人が孤立している。県は安芸市に災害救助法の適用を決めた。

 6月28日夕の降り始めから7月6日午後10時までの総雨量は、本山町で1415・5ミリ、香美市の大栃で1126・0ミリ、同市の繁藤で1073・0ミリ。馬路村の魚梁瀬にある雨量計は1507・0ミリを観測したが、午後4時20分から通信障害で観測を休止した。本山町では午後9時56分までの1時間で同地点の7月の観測史上最多となる78・5ミリの非常に激しい雨を観測した。

 香南市香我美町の香宗川に牛乳配達中に転落した男性(43)の捜索は午後も続いた。男性の車のものとみられる部品や牛乳を入れるケースが発見されており、7日朝から捜索を再開する。安芸川沿いの堤防が崩落し、決壊の恐れがある安芸市僧津地区では、夜も重機で大型土のうを積む作業が行われた。

 香美市物部町市宇では6日午前5時、国道195号の斜面が約30メートルにわたって崩落しているのが見つかった。徳島県境に近い別の斜面でも土砂が流出し、別府地区の29世帯40人が孤立状態になった。住民の中には人工透析が必要な人もいるという。

 高知地方気象台によると、7日未明から夕方にかけて1時間に70ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあり、7日午後6時までの24時間雨量は多い所で400ミリと予想されている。

 6日の県内の列車は土佐くろしお鉄道の一部を除いて運休。高知自動車道は川之江―土佐間が通行止めとなった。長岡郡大豊町の国道32号でも通行止めが続いた。7日もJR四国は全線で運休。(高知新聞取材班)

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カテゴリー: 社会西日本豪雨災害・防災


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