2018.07.06 08:37

高知県南国市からシニアサッカー全国へ 50歳以上、V目指す

全国大会に出場する「コンビニなかむら50」の選手(南国市の北陵中)
全国大会に出場する「コンビニなかむら50」の選手(南国市の北陵中)
「コンビニなかむら50」中学時代の好敵手集う
 高知県南国市で練習している50歳以上のサッカーチーム「コンビニなかむら50」が、7日から静岡県で開かれる「第17回全日本O―50サッカー大会」(日本サッカー協会主催)に四国代表で出場する。中学時代は激戦を繰り広げ「お互いの弱点を探り合った」という往年の選手たちが、全国優勝を目指して仲良くパスを回している。
 
 「ほいっ」「ほいさっ」―。同市岡豊町の北陵中学校。夜のグラウンドに熟練の掛け声が飛び交う。同校出身の5人を含む選手23人は毎週金曜日、思い出の詰まった校庭で2時間ほど汗を流す。
 
 北陵中は彼らが中学生だった1981~83年に県中学総体を3連覇。チームには82年に決勝を戦うなど最大のライバル校だった香長中(同市大埇)の出身者も8人おり、「全員が青春時代からの知り合い」という。
 
 北陵中出身の高橋康彦さん(51)は「香長中とは昔から勝ったり負けたり…。でも総体の決勝だけは調子が良くて」。その横で「どれだけ泣いたか。あのころなら口をきいてない」と香長中出身の森国浩二さん(50)も大笑いだ。
 
 選手らはその後、高知農業高校に進むなどして「今度は一緒に猛練習。気付けばこの年になっても仲良くボールを蹴ってる。ほんとサッカーやってて良かった」(森国さん)。
 
 ほかにも強豪の日高中や高知中の出身者がそろう「なかむら50」は昨年度、50歳以上の県内リーグで優勝。4月の四国予選も勝ち、全国16チームが出場する「O―50大会」の四国枠(2チーム)に選ばれた。
 
 大会は2日間のリーグ戦を経て、上位4チームが決勝トーナメントへ。長野敏之監督(55)=本山中出身=によると、前回の優勝チームなど強豪ばかりの「死のリーグ」に入っているという。
 
 汗だくで練習の続くグラウンド。長野監督は「それでも狙うは全国優勝。ワールドカップ日本代表と同じように、番狂わせを演じてみせます」と目を輝かせた。(大山哲也)

カテゴリー: スポーツ香長


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