2018.06.27 08:55

足摺沖で7600年前の宝石サンゴ 高知大調査、好漁場裏付け

縄文時代だった紀元前5600年前ごろに死んだ宝石サンゴの枯れ木(奥村知世特任助教提供)
縄文時代だった紀元前5600年前ごろに死んだ宝石サンゴの枯れ木(奥村知世特任助教提供)
 高知県土佐清水市沖の宝石サンゴは、少なくとも7600年以上前から生息・分布していたことが、高知大学海洋コア総合研究センターの調査で分かった。採取した「枯れ木」(死んだ状態)の年代を測定した結果、最古の試料は紀元前5600年ごろと判明した。調査した奥村知世特任助教は「分析値として確認された中では最も古いのではないか。足摺沖は古くから漁場に適した環境だったとみられる」としている。

 高知県などで採取される宝石サンゴは、生きた状態の「生木(せいき)」と「枯れ木」に分けられ、枯れ木も高い市場価値がある。サンゴの生物学的な研究は十分進んでおらず、「網を海底に垂らしてからめ捕るサンゴ漁で折れた個体が、枯れ木になっているのでは」との説もある。...

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カテゴリー: 環境・科学社会


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