2018.06.26 08:45

本贈り子ども成長後押し ブックスタートが高知県で独自色

それぞれの選んだ本をもらって喜び合う越知中学校の1年生 (5月、越知町越知甲の同校)
それぞれの選んだ本をもらって喜び合う越知中学校の1年生 (5月、越知町越知甲の同校)
1人複数回や読み聞かせ支援
 子どもに本を贈ったり、本に触れる機会をつくったりする「ブックスタート」。高知県内自治体では15年ほど前から導入され始めた。子どもの成長のため、独自の取り組みを展開するなど、近年再び盛り上がりを見せている。

 5月末、越知中学校(高岡郡越知町越知甲)の1年生26人に教諭から本が手渡された。小説や元素図鑑、偉人の名言集…。越知町教育委員会が子どもたちに贈った「3冊目の本」だ。

 越知町は2012年度から乳幼児健診で絵本を渡す事業を始めた。発育に合わせた読書活動を進めようと、2014年度からは小学校、2016年度から中学校入学時にも贈っている。

 足立風香さん(12)は「こんなことしてもらえるなんて思ってなかった。文字が多い本は苦手で普通は買わんけど、頑張って読みます」と喜んだ。

■30市町村が配本
 NPOブックスタート(東京)によると、この活動は親子の触れ合いや家庭教育の推進を目的に1990年代に英国で始まり、日本では2000年代から全国的に広がった。

 高知県教育委員会は2002年、都道府県規模では全国で初めて、全市町村でブックスタートを実施した。乳幼児に県費で絵本を配り好評だったが、財政事情などから3年で終了。その後、独自に継続した自治体もあったが、県と同様の理由で断念したところも少なくなかった。

 しかし、高知新聞調査によると、今年6月時点で30市町村が配布事業を実施。そのうち少なくとも10市町は県の事業終了後に一時休止したが、この10年以内に再開した。年度内にも1自治体が再開する予定だ。...

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カテゴリー: 主要子育て高吾北


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