2018.06.16 08:40

新「北川村温泉」落成 6/26開業 CLT工法で建設 高知県

新築された北川村温泉と皆谷英明支配人(高知県安芸郡北川村小島)
新築された北川村温泉と皆谷英明支配人(高知県安芸郡北川村小島)
 高知県安芸郡北川村が小島地区で建て替えを進めていた「北川村温泉ゆずの宿」が完成し、15日、報道関係者に公開された。直交集成板(CLT)をふんだんに使い、木のぬくもりが伝わる開放的な空間が広がっている。CLT工法で建設される温泉施設は全国初という。16日に落成式を行い、26日に本格開業する。

 北川村温泉は1975年に村が整備。一時は、耐震面を考慮して大規模改修を目指したが、新築に方針転換し、昨年5月に着工していた。建築工事費は約8億6500万円。

3室は部屋風呂を備える。ゆったりくつろげる広さ
3室は部屋風呂を備える。ゆったりくつろげる広さ
 完成した建物は、木造2階建て(延べ床面積1475平方メートル、一部RC造り)で、1階に大浴場やレストラン、ロビーがあり、2階は計14の客室(定員46人)。全室から奈半利川の眺望が楽しめ、3室には半露天風呂が付いている。

 使われた木材633立方メートルのほとんどが県産で、うち半分近くが北川村産。CLTは計404立方メートルを使用した。

無色透明の湯は、肌がつるつるになるという。露天風呂からは里山の景色や星空が見える
無色透明の湯は、肌がつるつるになるという。露天風呂からは里山の景色や星空が見える
 1泊2食付きの平日料金は1人1万2千円(2人利用時、税別)からで、風呂付きの3室は1万8千円(同)から。日帰り入浴は700円(税込み)で村民は300円。17~25日は、村民と同伴者は無料で入浴できる(村民パスポート提示が必要)。

 「モネの庭」を運営する第三セクター「きたがわジャルダン」が指定管理者。皆谷英明支配人(54)は「『わざわざ来ていただける宿』を目指す。県内や地元の方も気軽に訪れ、泊まっていただければ」と話している。日帰り入浴は火曜休み。予約や問い合わせは同温泉(0887・30・1526)へ。(北原省吾)

カテゴリー: 主要社会政治・経済安芸


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