2018.06.14 08:32

アホウドリ模型で無人島長平の生活学ぶ 高知県香南市・岸本小

「無人島長平」の学習でアホウドリの模型を抱く児童(香南市の岸本小)
「無人島長平」の学習でアホウドリの模型を抱く児童(香南市の岸本小)
 江戸時代に漂流し、12年余りの無人島生活から生還した高知県香南市香我美町岸本出身の野村長平(1762~1821年)について学ぶ授業がこのほど、岸本小学校で行われた。長平が生活した無人島に住むアホウドリの模型などに触れ、過酷な日々を生き抜いた工夫を学んだ。

 「無人島長平」こと長平は1785年、土佐沖で嵐に遭い、伊豆諸島の鳥島に漂着。12年4カ月の無人島生活の後、1798年に古里に帰り着いた。

 長平の命をつないだのは、島にすんでいたアホウドリ。肉を干すなどして食べ、卵の殻に雨水をため、寒さをしのぐために羽根で服も作った。

 6月11日は総合的な学習で長平を学んでいる3、4年生11人が受講。住民らから、生還につながった知恵やあきらめない気持ちの大切さ、アホウドリの生態などを聞いた。

 長平の無人島暮らしをより“リアル”に想像してもらおうと、アホウドリの実物大模型も登場。重さも5キロほどと、実物と同じくらいで、子どもたちは代わる代わる抱えていた。「(長平は)12年間も生き延びてすごいと思った」という3年の川崎蒼司君(8)は「アホウドリは重くてでっかくてびっくりした」と話していた。(村中澄怜)

カテゴリー: 社会香長


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