2016.01.26 11:08

高知県香南市が移住促進対策で空き家改修補助 出会いの場創出も

移住定住促進などが重点施策に位置づけられた人生支援計画の素案
 移住定住の促進や晩婚化などの対策として、高知県の香南市は2016年度から、空き家の貸し出しや出会いの場の創出などの新規事業に乗り出す。現在策定を進めている地方創生の地域版戦略「市まち・ひと・しごと創生総合戦略」と連携を図り、人口減に歯止めをかけたい考えだ。

 「香南市ウエルカム移住・定住促進」事業と銘打ち、中山間の香南市香我美町西川、東川、夜須町北部をモデル地域に空き家調査を実施。香南市が持ち主から空き家を中間保有して移住者に貸し出す。

 空き家の改修が不可能な場合は、取り壊し費用を含む新築資金を補助。空き家内の荷物の整理・処分費の軽減や、改修費、引っ越し費用にも補助を出す。移住を考える人が環境を知るために最長3カ月住める「お試し住宅」の確保に向けても改修費を補助する。

 出会いの場の創出では、出会いにつながるイベントを開く個人や団体へ、10万円を上限に会場使用料などを補助する制度を創設。結婚を希望する人が付き合いのマナーなどを学ぶ「ライフプランセミナー」も実施する。

 このほか、不妊治療の助成拡大に関しても2015、2016年度中に市内の実態を把握し、必要経費を試算するなどして検討するとしている。

 これらの施策は、年代に応じた行政の支援情報を分かりやすく知らせるために香南市がこのほど素案をまとめた「人生支援計画」の中で、重点施策と位置づけ。香南市のWebサイトでも紹介しており、29日までパブリックコメントも募集している。

カテゴリー: 政治・経済香長


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