2018.06.10 08:40

「ツノトゥク」人気 高知県津野町の三輪自動車 風感じ爽快

イベントでツノトゥクの体験乗車に参加し、棚田の景観を楽しむ家族連れら(高知県高岡郡津野町貝ノ川)
イベントでツノトゥクの体験乗車に参加し、棚田の景観を楽しむ家族連れら(高知県高岡郡津野町貝ノ川)
 高知県高幡地域の観光キャンペーン「2016奥四万十博」を機に高岡郡津野町が導入した三輪自動車トゥクトゥクが、今春で運行3年目に入った。愛称は「ツノトゥク」。風を感じる乗り心地が魅力で、リピーターも出てきた。今月は10、16、17日、天狗荘で乗車できる。

 5月の土曜日。津野町船戸の道の駅「布施ケ坂」で観光客を乗せ、車は森を抜けて茶畑へ。見晴らしのいい場所で記念撮影。乗客からは「風がすごく気持ちいい。車とは全然違う」と好評だった。

 運転する藤村晃二さん(37)は大阪から移住し、昨年8月まで津野町の地域おこし協力隊を務めた。観光の情報発信を担当する中、タイなどで見られるトゥクトゥクを「津野町の自然と合う」と奥四万十博の集客用に提案した。

 茶畑や四万十川源流点を案内すると反応は上々。奥四万十博終了後の2017年以降も、町施設の買い物客や宿泊者へのサービスとして土日に無料運行。雨天時は中止で、月替わりで茶畑や棚田、四国カルストなどをそれぞれ約20分かけて走る。

 産業祭などのイベントに登場する月は乗車人数が400人を超えた。津野町産業課は「町を継続的にPRでき、乗ることが観光の一つのツールになってきている」という。藤村さんも「トゥクトゥクに乗りたくて来る人が増えた」と話し、ファン獲得に手応えを感じている。

 町内にもう1台、レンタル用の車両がある。こちらはまだあまり活用されていないが、普通免許で運転可能だ。7人乗りで4時間7千円。予約は四万十源流センター「せいらんの里」(090・4472・8291)へ。(早川健)

カテゴリー: 主要政治・経済高幡


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