2018.06.08 08:40

高知・田野町産フライドポテト ほくほくの食感 農家が商品化

大野台地産のジャガイモと、揚げたてのフライドポテト。田野町の新たな加工品として誕生した(田野町の安岡博明さん宅)
大野台地産のジャガイモと、揚げたてのフライドポテト。田野町の新たな加工品として誕生した(田野町の安岡博明さん宅)
ふるさと納税返礼品に
 高知県安芸郡田野町の大野台地のジャガイモを使い、地元の農家がフライドポテトとして商品化した。外はかりかり、中はほくほくの食感。ふるさと納税の返礼品などとして今月から出荷を始めた。
 
 田野町の安岡博明さん(55)=大野。
 
 大野台地は田園や畑が広がり、地区の農家がコメやオクラ、サツマイモなどを作っている。ジャガイモは良質の赤土の畑で栽培され、実が締まって味が濃いのが特徴だ。
 
 35年以上ジャガイモ栽培に携わる安岡さんは、収穫した一部をフライドポテトにして、自宅で食べていた。「自分で食べてもおいしかったし、来客にも好評だった」ことから商品化することに。加工品は市場の相場に左右されにくいことも背景にあった。
 
 ジャガイモを一つ一つ手洗いし、専用の機械で皮ごとカットした後、冷凍する。袋詰めまで手作業だ。まだ店頭で小売りはしてないが、ふるさと納税の返礼品として出荷しているほか、町産品の通販サイトで販売。町内の飲食店「のむら」のメニューとしても出されている。今後は町産天日塩ブランド「田野屋塩二郎」との連携も予定している。
 
 安岡さんは1ヘクタールだった耕作地を、今季から2・6ヘクタールに拡大し、収穫量を50トン余りに増やした。「大野台地のジャガイモを一層知ってもらうきっかけになれば」と話している。(北原省吾)

カテゴリー: 主要社会安芸


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