2018.05.25 08:37

文化芸術活用に知恵絞る アーツカウンシル高知が設立1年

「専門職員だと少なからずアイデアはある。ぜひ相談して」と語る斎藤努さん(県立美術館)
「専門職員だと少なからずアイデアはある。ぜひ相談して」と語る斎藤努さん(県立美術館)
高知県職員の斎藤さん 相談に耳傾ける拠点へ
 県が昨年策定した地域の文化芸術に関する指針「県文化振興ビジョン」。それに盛り込まれた文化芸術活動に取り組む団体や個人を支援する窓口として、県文化財団内に「アーツカウンシル高知」が設立されて5月で1年となった。たった1人の担当職員、斎藤努さん(39)は1年間で50件以上の文化支援に対する相談に耳を傾け、県内で文化芸術活動を行うアーティストを紹介するデータベース「芸事図鑑」を立ち上げるなどした。「県民のニーズを把握し、対応できる拠点でありたい」と語る斎藤さんに1年の手応えと今後の展望を聞いた。

1月に開かれたアートマネジメント講座(安芸郡奈半利町の集落活動センター「なはりの郷」=斎藤さん提供)
1月に開かれたアートマネジメント講座(安芸郡奈半利町の集落活動センター「なはりの郷」=斎藤さん提供)
ささいなことでも
 アーツカウンシルは芸術文化に対する助成や調査を行い、文化政策に関わる専門機関を意味する。1940年代に英国で設置されたのが初めて。日本では2007年に横浜市で設置されたのを皮切りに、全国各地で設立の動きが広がっているが、組織の規模や活動形態はさまざまだ。

 高知県版カウンシルは無料の相談業務が軸。斎藤さんは「いろんな相談があった」と振り返る。...

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カテゴリー: 文化・芸能


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