2018.05.24 08:45

山里にこいのぼり譲って!! 高知県仁淀川町長者地区の住民訴え

「昔のようにたくさん泳いでほしい」とこいのぼりを見上げる西森勇幸さんら(仁淀川町長者乙)
「昔のようにたくさん泳いでほしい」とこいのぼりを見上げる西森勇幸さんら(仁淀川町長者乙)
 高知県吾川郡仁淀川町の長者地区の住民団体「だんだんくらぶ」が、不要になったこいのぼりの寄付を呼び掛けている。毎年4月下旬から5月中旬、多くのこいのぼりを地区に飾ってきたが、老朽化のため数が減少。「このままでは、来年は飾れないかも」と危機感を募らせている。

 同くらぶは15年ほど前から、風の通り道である谷を生かし、240メートルのワイヤを張って、こいのぼりを飾ってきた。多い年には約300匹が並んだといい、吹き抜ける風にこいのぼりがたなびく様子は美しく、集落に華やぎを生んでいた。

 近年は少子化で地域からの寄付も減り、老朽化も進み、今年飾れたのは65匹ほど。そのうちの約20匹は既に破れて「来年は使えない」という。

 西森勇幸会長(71)は「ほとんどのこいのぼりがくたびれて、生きた色がなくなってしもうた」と肩を落とし、「地域活性化のために続けたいが、費用の面からも購入は難しい。ぜひ協力をお願いしたい」と話している。

 問い合わせは西森会長(090・4502・6026)へ。(森田千尋)

カテゴリー: 社会高吾北


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