2018.05.17 08:35

間近で見て 5/20高知県香美市の大川上美良布神社で社殿見学会

工事用足場に上がり間近で見られる社殿の装飾(香美市の大川上美良布神社)
工事用足場に上がり間近で見られる社殿の装飾(香美市の大川上美良布神社)
「装飾に迫力、奥ゆかしさ」
 荘厳な社殿の装飾を間近で見てもらおうと、高知県香美市香北町韮生野の大川上美良布神社の氏子総代会などは20日、見学会を開く。台風で破損した屋根などを修理している足場に上ることができ、清水利通総代会長は「後にも先にもないこの機会に、迫力や奥ゆかしさを感じてほしい」と話している。
 
 大川上美良布神社の社殿や国の登録有形文化財に指定されている「神庫(しんこ)」の屋根は、昨年10月の台風21号の強風で倒れた木々がのしかかり損壊。総額2300万円の被害に見舞われた。修復には県や市の文化財補修補助金を充てるほか、地域住民や信徒らに寄付を呼び掛けている。修復工事は今年4月から始まった。
 
 足場に上がると、約150年前に施された社殿軒下の尾垂木(おだるき)にある竜や鳳凰(ほうおう)などの装飾が間近に。貴重な文化財をじっくり鑑賞してもらうため、総代会や香美市教育委員会が見学会を企画した。
 
 装飾について県教育委員会文化財課の中内勝チーフ(50)は「細かい所まで手抜きのない誠実な仕事ぶり。全国的にも貴重」と評価。20日は、社宝で県指定文化財の弥生時代の銅鐸(どうたく)も公開し、修繕費寄付も受け付ける。
 
 大川上美良布神社社殿見学会は午前10時~正午で無料。予約不要で随時案内する。問い合わせは、香美市教育委員会生涯学習振興課(0887・53・1082)へ。(竹内将史)

カテゴリー: 社会香長


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