2018.05.17 08:35

たまぁ太い!110cmのオオサンショウウオ発見 高知県越知町

久万目川で発見された全長110センチのオオサンショウウオ(越知町越知甲)
久万目川で発見された全長110センチのオオサンショウウオ(越知町越知甲)
 国の特別天然記念物のオオサンショウウオが高知県高岡郡越知町の久万目川で5月16日、見つかった。全長110センチ、体重9・1キロで研究者も「1メートルを超える個体が確認されるのはまれ」と驚く大きさだった。

 正午前、川の近くを通り掛かった近くの山崎智奈さん(26)が、小さなせきを越えたがっているオオサンショウウオを発見。「大きかったからすぐ分かった」と、越知町立横倉山自然の森博物館に連絡した。越知町教育委員会や高知市の「わんぱーくこうちアニマルランド」職員らも駆け付け、のどかな小川周辺がちょっとした騒ぎになった。

 高知新聞の記録によると、越知町では2001年にも全長110センチ、09年には95センチのオオサンショウウオが見つかっている。

 個体を確認した四国自然史科学研究センターの谷地森秀二センター長は「オオサンショウウオは繁殖場所を探す際、水流に逆らって上流へ向かう習性がある」と話す。今回の発見場所は民家のすぐ近くで、通常は水量も少なく、オオサンショウウオが上ってくるような川ではないという。

 谷地森センター長は「先日の雨で水量が増え、(川を)勘違いしたのだろうか」と首をかしげ、「今回の個体は10~20年は生きているのではないか。立派な体格で、これが生きているのはすごい」と感嘆していた。

 オオサンショウウオは「わんぱーくこうち」職員によって計量や体組織のサンプル採集が行われた後、仁淀川本流に放された。(森田千尋)

カテゴリー: 社会高吾北


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