2018.05.16 08:35

高知県土佐町で「牛のうどん屋」2号店 あかうしに嶺北産野菜

「まず自分たちが楽しむ」と笑顔のJA土佐れいほく女性部のメンバー
「まず自分たちが楽しむ」と笑顔のJA土佐れいほく女性部のメンバー
住民交流へ月1回営業
 昨年9月に閉鎖した高知県土佐郡土佐町のJA土佐れいほく相川店を活用し、JA土佐れいほく女性部のメンバーが月1回を目安に「牛のうどん屋さんカフェ」を開いている。相川店の閉店で地区に売店がなくなり、住民の寂しがる声を受けて地域の50~60代の女性らが立ち上がった。
 
5日に開かれ、赤ちゃんからお年寄りまでが集った「牛のうどん屋さんカフェ」(土佐町相川のJA土佐れいほくの旧相川店)
5日に開かれ、赤ちゃんからお年寄りまでが集った「牛のうどん屋さんカフェ」(土佐町相川のJA土佐れいほくの旧相川店)
 相川店は総菜や雑貨などを販売し、住民の集いの場でもあったが、JA土佐れいほくは事業見直しの一環で赤字店舗を昨年9月末で閉鎖。旧店舗の利用者を募っていたが応募もなかった。住民の寂しがる声を受け、川井由紀女性部会長ら女性部メンバーが「お店があることで世代間交流の場にもなる」と3月から月1回程度、シャッターを開けることにした。
 
 「牛のうどん屋さん」はもともと奇数月に開かれる嶺北家畜市場(土佐町土居)に合わせ、市場近くで女性部内のグループ12人が2015年9月から営む食堂で、米粉ラーメンやあかうしの肉入りカレーが人気を集めている。
 
 旧相川店の「牛のうどん屋さんカフェ」では新たに、あかうしのミンチ肉に土佐町産みそと嶺北産野菜を合わせた「あかうし肉みそごはん」や「牛すじ煮」などをメニューに加えた。田植えが本格化する前の5月5日に開いた3回目は午後4~9時に開催。夕食代わりに、居酒屋代わりにと地区内外の家族連れらでにぎわった。土佐町出身で高知市の森あずささん(23)は「普段会わん人もおって、あいさつできる。うちのおばあちゃんも連れてきたい」と話していた。
 
 店はメンバーのおしゃべりと笑い声にあふれており、明るい雰囲気。川井部会長は「もうけにはなってないけど、自分らも楽しんでやりゆうきえいがよ」と住民の笑顔を見てほほ笑む。今後は季節やニーズに応じ、モーニング時間帯での開催も検討するという。(森本敦士)

カテゴリー: 社会嶺北


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