2018.05.15 14:40

高知市菜園場ホットサンドいかが 食材全て商店街で調達

菜園場を味わうホットサンド(高知市の菜園場商店街)
菜園場を味わうホットサンド(高知市の菜園場商店街)
 菜園場をホットサンドで味わって―。2月にオープンしたカフェバー併設のゲストハウス「とまり木ホステル」(高知市桜井町1丁目)が、近くの菜園場商店街の食材で作ったホットサンドを売り出している。空き店舗が増える商店街を勇気づける取り組みに、店主たちも温かいまなざしを向けている。

 このホステルは、菜園場商店街の通り沿いにあり、経営する篠田善典さん(30)が、商店街に安くておいしい食材がたくさんある上、自身がもともとホットサンド好きだったことから考案。「さえんばサンド」として販売している。

 売りは、全ての食材を菜園場商店街で調達できること。

 商店街南口の「森山製パン」の食パンで挟むホットサンドは4種類で、甘いトマトがアクセントで野菜たっぷりの「菜園サンド」、オーナー自慢のスクランブルエッグが食べ応え満点の「オーナーサンド」は各500円。甘辛く煮た牛肉と豆腐で気分はすき焼きの「好きやきサンド」、シラスの塩分とシソの葉が後味爽やかな「太平洋サンド」は各600円だ。

 トマトの調達先「中村青果店」の池上益子さん(77)は「ホットサンドなら水分の少ないものがいい」とアドバイス。シラスを提供している「浜口海産物店」の浜口初吉さん(69)は「後継者不足で困っている商店街に若い人が入って頑張っている。応援したいね」と目を細める。

 1階のカフェで食べられ、近くに職場があるという吉本詠理(えり)さん(30)は「彩り豊かなホットサンドは、まちを元気にしようというオーナーの温かさを感じる」と、笑顔でオーナーサンドをぱくり。篠田さんは「商店街をさえんばサンドで元気に…とまではよう言わんけど、少しでも力になれたら」と控えめに話していた。(川嶋幹鷹)

カテゴリー: 社会高知中央


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