2018.05.05 08:25

高知新聞NIE 読んでつくって挑戦!3つの新聞コンクール

昨年度のコンクール表彰式で、最優秀賞の賞状を受け取る生徒(昨年11月、高知市)
昨年度のコンクール表彰式で、最優秀賞の賞状を受け取る生徒(昨年11月、高知市)
 新聞を読んで社会の出来事を知り、考えを深め、伝えたいことを新聞の形で発信する―。小中高校などの教育現場では、新聞を活用した学習が、さまざまな形で行われています。

 学びの基盤となる言語能力や、現代的な課題に対応する情報活用能力などを高める上で有効とされるNIE。次期学習指導要領でも従来以上に推進されることになり、今後も多くの子どもたちが、新聞を読んで考えたり、オリジナルの新聞をつくったりしていくことになりそうです。

 そんな子どもたちを応援するため、今年もNIEに関連するコンクールが多く開催されます。今回は「学校新聞づくりコンクール」(県教育委員会主催、高知新聞社共催)、「新聞感想文コンクール」(高新会主催、高知新聞社共催)、「いっしょに読もう! 新聞コンクール」(日本新聞協会主催)を紹介します。ぜひご参加を。


昨年度、最優秀の教育長賞に選ばれた窪川小4年生の作品
昨年度、最優秀の教育長賞に選ばれた窪川小4年生の作品
学校新聞づくりコンクール 10月募集開始
主体的に調べ、伝える
 「学校新聞づくりコンクール」は本年度で6回目。小中学生が授業の中で制作した新聞について、記事内容や紙面のデザイン、取材の深さ、メッセージ性など、多角的な観点で審査し、優秀作を表彰します。

 新聞づくり学習では、子どもたちが主体的に伝えたいことを見つけ、しっかり説明するために取材を重ねます。メッセージを分かりやすく読み手に伝えるため、見出しで要点を示し、論旨や根拠をはっきりさせた記事を書きます。また、イラストやCM、クイズなどの企画も織り交ぜ、読み手の興味を引く紙面構成を考えます。「これが正解」という形がない中で、創意工夫を存分に発揮しながら、世界に一つだけのオリジナル新聞をつくり上げていきます。

 テーマを見つけ取材することは、課題を発見し探究する学習そのもの。そうした狙いの中で、総合的な学習の時間などで取り組む学校が増えており、昨年度のコンクールは過去最多の73校が参加し、5710点もの新聞が制作されました。

 2018年度の開催概要は間もなく正式発表されますが、昨年度から大きな変更点はなく、県内の国公私立の小中学校、義務教育学校、特別支援学校が対象。作品はA3サイズの所定用紙1~2ページで制作し、授業で取り組んだ新聞であればテーマは自由です。

 応募は、小学校低学年(1、2年)、小学校・中学年(3、4年)、小学校・高学年(5、6年)、中学校の4部門で受け付け。応募点数は1校につき1部門1作品までで、参観日などに合わせて保護者や地域の人たちを交えて校内審査を行い、応募作を決める学校もあります。

 応募期間は10月22日から11月2日。12月に1次審査を行い、特選(計15点程度)、入選(特選含め計50点程度)を選びます。

 特選作品を手掛けた児童生徒は、2019年1月20日、高知市大津乙の県教育センター本館で開かれるコンクール大会で、新聞づくりの工夫や苦労、取り組みの様子をプレゼンテーションします。その発表内容も加味して、教育長賞(1点)、高知新聞社長賞(1点)、金賞(各部門1点)などを決定します。

 昨年度の上位入賞作品などは、高知県教育委員会小中学校課ホームページ(http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310301/masunaga.html)や、高知新聞ホームページ(http://www.kochinews.co.jp/article/155352/)に掲載。本年度の募集案内も近く掲載される予定です。問い合わせは、県教育委員会小中学校課(088・821・4638)へ。

◇対象
 県内の国立・公立・私立小中学校、義務教育学校、特別支援学校
◇募集期間 10月22日~11月2日(必着)
◇応募先
 市町村・学校組合立学校は所管の教育委員会、国立・県立・私立学校と
 特別支援学校は県教育委員会小中学校課


本年度のコンクール応募用紙
本年度のコンクール応募用紙
いっしょに読もう!新聞コンクール 9月10日締め切り
話し合って意見を磨く
 多くの人に納得してもらえる意見を組み立てるには、さまざまな人と話し合い、相手の考えを聞くことが大切です。人と話すことで自身の知識の乏しさや根拠の弱さなどに気付くことができ、よりしっかりとした意見へと磨き上げるヒントを見つけられるからです。

 そんな体験を、新聞記事をきっかけとして小中高校生の皆さんに味わってもらえればと実施しているのが、全国規模で開催している「いっしょに読もう! 新聞コンクール」です。家族や友達と同じ記事を読んで思いを述べ合い、深めた考えをつづってもらう取り組みで、昨年度は全国から計4万7699点の応募がありました。

 所定の応募用紙に、興味を持った新聞記事(2017年9月8日~18年9月9日に日本新聞協会に加盟する新聞に掲載されたもの)を貼り、(1)記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと・考えたこと(150~200字以内)(2)記事を読んでもらった家族や友達の意見(150字以内)(3)家族や友達と話し合って考えた自分の意見や提案・提言(300~400字以内)を記します。

 応募作は、各都道府県での審査などを経て全国審査が行われ、最優秀賞(小、中、高校・高専各1点)、優秀賞(小、中、高校・高専各10点)、奨励賞(100~120点程度)が選出されます。

 また、団体賞として優秀学校賞(小、中、高校・高専各5校)や学校奨励賞(一定の基準で選出)も選出します。

◇対象 小学生、中学生、高校・高専生
◇応募締め切り 9月10日(必着)
◇応募先(県内)
 〒780-8572 高知新聞社編集局読もっかNIE
 編集部内「高知県NIE推進協議会『いっしょに読もう! 新聞コンクール』係」
◇募集要項など
 日本新聞協会・NIEホームページ(http://nie.jp/month/contest_newspaper/2018/


昨年度のコンクール表彰式で、最優秀賞の賞状を受け取る生徒(昨年11月、高知市)
昨年度のコンクール表彰式で、最優秀賞の賞状を受け取る生徒(昨年11月、高知市)
新聞感想文コンクール 7月6日締め切り
記事で世の中考える
 国境を超えた選手同士の友情が話題となった韓国・平昌(ピョンチャン)での冬季オリンピック大会、疑念が続出する政治家や官僚の発言、朝鮮半島の非核化などを宣言した南北首脳会談、残り1年を切った平成の時代…。日々伝えられるニュースは、世の中の課題や人々の営みの在り方など、さまざまなことを私たちに考えさせてくれる素材にもなっています。

 そんな新聞記事を読んで感じたこと、考えたことをつづった作文を募集するのが「新聞感想文コンクール」。高知新聞の販売所グループ「高新会」の主催で、本年度で15回目を迎えます。昨年度は県内の小中高校生から計6682点の応募が寄せられました。

 作品の内容は、「新聞を読んで感じたこと」。400字詰めの原稿用紙に、原則自筆で縦書きします。書く際にはHB以上の濃い鉛筆を使ってください。枚数は、小学生2枚、中学生3枚、高校・高専生5枚です。1行目に感想文の題名(内容自由)を記し、2行目に副題として「20○○年○月○日・○○新聞(朝刊・夕刊)『○○○(記事の見出し文)』の記事を読んで」と書き、1行空けて本文を書き始めてください。氏名や学校名は本文に書かず、所定の出品票に記入し、原稿用紙裏面に貼ってください。

 作品は自作で、応募は1人1点に限ります。他のコンクールへの応募など、何らかの形で発表したものは受け付けられません。すでに応募を受け付けており、締め切りは7月6日(必着)です。

 審査では、小学生(低学年・中学年・高学年)、中学生、高校生の各部門ごとに、最優秀1点、優秀5点、優良10点を選出。また、優れた取り組みの小学校、中学校、高校各1校に優秀学校賞が贈られます。

 加えて、参加者全員に高知新聞のマスコットキャラクター「にゅーすけ」をデザインしたオリジナル文具をプレゼント。後日、高知新聞の特集紙面で全参加者の氏名も掲載します。

◇対象 県内の小学生、中学生、高校・高専生
◇締め切り 7月6日(必着)
◇応募先
 〒780-8666 高知新聞企業事業企画部「新聞感想文コンクール係」(郵送もしくは持参)
◇募集要項など
 高知新聞企業ホームページ(https://www.kochi-sk.co.jp/event/yomuko.html)、または最寄りの高知新聞販売所へ

カテゴリー: 学校新聞コンクール教育NIE


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