2018.05.02 08:35

「ライダーズイン中土佐」夫婦で活気を 高知県移住の下野さん

宿泊者とのツーリングも楽しみたいと話す下野博也さん、明美さん夫妻(中土佐町矢井賀) 
宿泊者とのツーリングも楽しみたいと話す下野博也さん、明美さん夫妻(中土佐町矢井賀) 
バイク好き 管理者2年目
「ほっとできる場所に」
 大阪から移住した夫妻が高知県高岡郡中土佐町矢井賀の交流宿泊施設「ライダーズイン中土佐」を、町の指定管理者として昨春から切り盛りしている。ともにオートバイ乗りの下野博也さん(59)と明美さん(59)。2人は「ライダーの気持ちが分かるのが売り。ほっとできる場所に」と意気込み、2年目はイベントなどでさらなる盛り上げを目指している。
 
 1998年の明石海峡大橋開通を背景に90年代後半、旧香美郡物部村や中土佐町など5市町村がライダーズインを整備した。丸屋根の宿泊棟は1泊3千円ほどと割安で、利用者同士がバイク談議を楽しめるのも魅力だ。
 
 大阪府吹田市で内装業を営んでいた博也さんは夫妻で各地へツーリングに出掛け、明美さんの友人が同町矢井賀にいたため、中土佐町のライダーズインにも泊まった。
 
 ただ、この施設はピーク時の2000~03年は年1700~1800人の利用者がいたものの、近年は千人前後で推移していた。
 
 利用者が徐々に減っていると知った博也さんは「これだけの施設がもったいない」と、移住して管理者になることを決意。地域の後押しを受け、住民と団体を立ち上げ、17年4月に5年間の指定管理者になった。
 
 この1年は、利用者のバイク整備に協力したり、雨の日の飛び込み客に対応したりと、利便性を高める手探りが続いた。2年目に入り、徐々に交流を楽しめるようになったといい、「お客さんと管理人という立場だが、バイクに乗れば友達」(博也さん)と、先月は初のツーリングも企画した。
 
 夫妻はバイクの日(8月19日)や年末年始にイベントを計画し、博也さんは「死ぬまでずっとここに」と中土佐町の暮らしを満喫。明美さんも「四国の女性ライダーと関わっていきたい」と意欲満々に話している。問い合わせはライダーズイン中土佐(0889・40・2233)へ。(早川健)

関連記事

もっと見る

カテゴリー: 社会移住高幡社会


ページトップへ