2018.04.13 08:35

新緑みずみずしく一番茶 高知県仁淀川町、今年は早め

茶葉の爽やかな緑が広がる茶畑(仁淀川町大板)
茶葉の爽やかな緑が広がる茶畑(仁淀川町大板)

 
 一番茶の収穫が12日、高知県吾川郡仁淀川町で始まった。今春は暖かな陽気が続いたためか「こんなに早いのは初めて」の声も。仁淀川沿いの山の斜面にはみずみずしい新緑が広がり、飲む人を和ませる一滴のため、茶農家らが精を出している。

 同町大板に広がる山中忠一さん(68)=同町竹ノ谷=の約50アールの畑では、午前8時ごろから5人が収穫に汗を流した。葉を刈り取る摘採機を2人がかりで持ち、もう1人が茶葉を入れる茶袋を支える。息の合った作業で、次々と茶葉の詰まった袋が積み上がっていった。

 山中さんによると、気温の低い日が続いた昨年と比べると摘み始めが10日以上早いという。

 今年は冬が寒く、春になって一気に暖かくなったことから、近年まれに見るいい出来栄えになっているという。霜害もなく「これから伸びようとする力が強い、いい葉になった」と山中さんは目を細めていた。一番茶の収穫は4月下旬ごろまで続くという。(森田千尋)

カテゴリー: 環境・科学高吾北


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