2016.04.23 07:55

小社会 平安末期の1185年に京の都を襲った大地震のすさま…

 平安末期の1185年に京の都を襲った大地震のすさまじさを、鴨長明は「方丈記」にこう書き残している。「地の動き、家の破るる音、雷(いかづち)にことならず。家のうちにをれば、たちまちに拉(ひし)げなんとす。走りいづれば、地割れ裂く」。

 家の中にいれば押しつぶされそうになる。かといって外に出るのは危険だ。発生から1週間以上たった熊本地震の被災者は、まさにそんな状況に置かれている。子どもも高齢者も、やむを得ず避難所や車中で不安な日々を過ごす。

 肉体的、精神的疲労がピークに達するころだ。熊本県が発表した震災関連死とみられる人が、きのう10人を超えた。避難が長期化するに従い、そのリスクは高まる。

 「関連死」という言葉には非情で悲しい響きがある。一度は助かった命を、体調の悪化などで奪われる無念さはいかばかりか。何としても犠牲者を最小限に食い止めてほしい。
 過酷な状況の中、被災者にとって心強いのは震災ボランティアの活動が本格化したことだろう。被災した家屋の後片付け、被災者の相談に耳を傾けるなど仕事は山ほどある。行政の視点とは異なる、きめ細かな支援が期待できる。

 災害ボランティアは1995年の阪神大震災で注目された。経験を積んだ非政府組織(NGO)なども増えている。災害列島が引き継いでゆくべき、市民の力を発揮してほしい。もちろん余震などへの注意、体調管理も万全に。



4月23日のこよみ。
旧暦の3月17日に当たります。 きのと ゐ 六白 先勝。
日の出は5時26分、日の入りは18時43分。
月の出は19時38分、月の入りは6時05分、月齢は15.7です。
潮は大潮で、干潮は高知港標準で0時24分、潮位49センチと、12時40分、潮位16センチです。
満潮は6時16分、潮位171センチと、19時06分、潮位170センチです。

4月24日のこよみ。
旧暦の3月18日に当たります。 ひのえ ね 七赤 友引。
日の出は5時25分、日の入りは18時44分。
月の出は20時31分、月の入りは6時42分、月齢は16.7です。
潮は中潮で、干潮は高知港標準で0時54分、潮位55センチと、13時09分、潮位14センチです。
満潮は6時42分、潮位171センチと、19時39分、潮位168センチです。

カテゴリー: 小社会コラム


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