2018.04.04 08:35

「殺処分ゼロ運動ってなんだ?」 動物保護活動の高知講演<上>

アークでは、後ろ足まひの犬も車いすで生活し、新たな飼い主を待つ(大阪府能勢町=アーク提供)
アークでは、後ろ足まひの犬も車いすで生活し、新たな飼い主を待つ(大阪府能勢町=アーク提供)
動物愛護団体「アーク」オリバー理事長
責任あるシェルターとは
 犬猫の保護活動の在り方を考える講演会、「殺処分ゼロ運動ってなんだ? 逃げない動物愛護とは」が3月下旬、高知市内で開かれた。「県動物愛護教室から命を考える会」の主催。講師は日本有数の活動家2人で、いずれも「殺処分ゼロ(ノーキル)運動」の弊害を指摘。安楽死の必要性とともに、早期の不妊去勢を訴える。動物愛護センターの建設を数年後に控える高知県にとっても関心の高いテーマで、約120人が熱心に耳を傾けた。講演を2回に分けて紹介する。まずは大阪の動物愛護団体「アーク」(認定NPO法人)、エリザベス・オリバー理事長(77)の「責任あるシェルター運営」の要旨。(掛水雅彦)

 =〈下〉は8日付朝刊に掲載予定

「イギリスでは200年前に動物保護の法律ができた」と話すオリバーさん(高知市文化プラザかるぽーと)
「イギリスでは200年前に動物保護の法律ができた」と話すオリバーさん(高知市文化プラザかるぽーと)
英は肥満も「虐待」
 ペットの虐待や無責任な飼い方、アニマルホーダー(過剰多頭飼育者)の問題は世界中にある。

 英国の法基準はかなり高い。200年前、1822年に動物保護の法律ができ、直後に動物虐待を監視するアニマルポリスが誕生。組織は1840年、王立動物虐待防止協会(RSPCA)に発展し、現在も活動している。...

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