2018.04.01 08:35

しまんトロッコで春満喫 JR予土線の観光開き 高知県四万十町

鉄橋を渡る「しまんトロッコ」の特別列車。乗客らが四万十川と桜を満喫した(高知県高岡郡四万十町瀬里) 
鉄橋を渡る「しまんトロッコ」の特別列車。乗客らが四万十川と桜を満喫した(高知県高岡郡四万十町瀬里) 
 JR予土線の観光開きが31日、高知県高岡郡四万十町琴平町の窪川駅で行われ、観光列車「予土線3兄弟」の一つ「しまんトロッコ」の乗車記念ツアーなどで観光シーズン幕開けを祝った。

子どもたちの和太鼓演奏で観光ムードを盛り上げた(四万十町のJR窪川駅)
子どもたちの和太鼓演奏で観光ムードを盛り上げた(四万十町のJR窪川駅)
 四国のにぎわい創出を目指し、JR四国、日本郵便四国支社、四国電力を含めた3社で3月14日に締結した連携協定事業の第1弾。2013年から運行する「しまんトロッコ」を使用し、「春のおむすびトロッコ」と銘打ったツアーを企画した。

 式典には、3社や高知、愛媛両県の予土線利用促進対策協議会の関係者、鉄道ファンら約200人が参加。四万十町の和太鼓保存会「とどろき結(ゆい)太鼓」の勇壮な演奏とくす玉割りでムードを盛り上げた。

 特別便には県内外の40人が乗車し、今春の「予土線おむすびコンテスト」で最優秀に輝いた四万十牛のサンド風むすびなどに舌鼓。四万十川沿いの満開の桜を楽しみながら、宇和島駅まで約2時間の旅を満喫した。

 同町の桜の名所「家地川公園」では、3社や沿線5市町の関係者が記念植樹。佐賀取水堰(ぜき)のほとりにソメイヨシノの苗25本を植えた。

 予土線は、JR四国の路線のうち、1キロ当たりの1日平均輸送人員(輸送密度)が「千人未満」の3路線の一つ。「3兄弟」人気もあり、14年度の308人から16年度は333人に微増した。同社の半井真司社長は「景色と食に恵まれた路線。沿線住民と3社が協力して魅力を発信し、利用増につなげたい」と抱負を述べた。

 3社は11月までスタンプラリーを開催。「3兄弟」と沿線の郵便局14局、同堰管理所にスタンプを設置し、達成度に応じプレゼントが当たる。問い合わせはJR四国(087・825・1618)へ。(横田宰成)

カテゴリー: 政治・経済高幡


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