2018.03.13 14:45

皮膚ウイルスのDNA解析で人種特定!? 高知大学の橋田助教ら

皮膚を綿棒でぬぐい、微生物群集を採取する橋田裕美子助教(南国市岡豊町小蓮の高知大学医学部)
皮膚を綿棒でぬぐい、微生物群集を採取する橋田裕美子助教(南国市岡豊町小蓮の高知大学医学部)
 人の皮膚の表面に存在するウイルスを利用し、その人が日本人かどうかをある程度識別できる方法を、高知大学医学部微生物学講座の橋田裕美子助教らの研究チームがこのほど発見した。ウイルスのDNAの全塩基配列を調べ、幼少期から日本に暮らす人には、特別な配列があることを突き止めた。ウイルスは皮膚を綿棒でこするだけで採取でき、「犯罪捜査に役立つ可能性がある」と話している。

 人の皮膚には幼い頃に感染したウイルスや細菌などの微生物群集が存在しており、高知大の微生物学講座が研究に取り組んでいる。

 橋田助教はこの微生物群集に含まれる「メルケル細胞ポリオーマウイルス」に注目。DNAを抽出し、約5400対の塩基配列を全て解析した。この結果、日本に幼少から暮らす人が感染しているウイルスだけに25対の塩基配列が挿入されていることが判明した。...

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