2018.03.04 08:40

高知のお城下に鳥毛舞う 秋葉まつりが山下る

鳥毛がお城下を舞い、観衆を魅了した秋葉まつり行列(3日午後、高知城追手門広場=佐藤邦昭撮影)
鳥毛がお城下を舞い、観衆を魅了した秋葉まつり行列(3日午後、高知城追手門広場=佐藤邦昭撮影)
 高知県吾川郡仁淀川町別枝地区の「秋葉まつり」の練り行列が3日、高知市中心部で初めて披露され、勇壮に毛やりを投げ合う「鳥毛ひねり」などがお城下の観衆を魅了した。
 
「キョウサー」。勇ましい掛け声でアーケードでみこしが揺れた(高知市帯屋町2丁目=佐藤邦昭撮影)
「キョウサー」。勇ましい掛け声でアーケードでみこしが揺れた(高知市帯屋町2丁目=佐藤邦昭撮影)
 土佐三大祭りの一つとされ、練り行列は秋葉神社周辺で毎年2月11日に開催される。今回は県立高知城歴史博物館の開館1周年を記念し、1日限定で山を下った。
 
 トントンチキチ、トンチキチ―。約160人の行列は太鼓や笛の囃子(はやし)に乗ってはりまや橋商店街を出発。道化役の「油売り」がおどけたしぐさで通行人を盛り上げ、子どもたちも愛らしく太刀踊りを演舞。みこしが躍動し、普段は静かな里山にこだまするほら貝がアーケード街に響いた。
 
 中央公園や高知城の追手門広場では「鳥毛ひねり」を見ようと、立ち見の観客が幾重にも列をつくった。若者が長さ約6・5メートルの毛やりを空高く放り投げると、辺りは一瞬の静寂。相方が受け取ると同時に観衆がどっと沸いた。
 
 「初めて見た」という県内在住者も多く、高知市の60代夫婦は「鳥毛を放るのがすごいし、お囃子で心が浮き立つ感じもすてき。仁淀にはえいお祭りが受け継がれちゅう」。
 
 鳥毛ひねりを担当した鎌倉友幸さん(31)=仁淀川町森=は「多くの人に見てもらえ、うれしい。現地で見るともっと良いです。来年2月はぜひ別枝にお越しください」と話していた。(早崎康之)

カテゴリー: 主要高知中央高吾北


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