2006.03.08 08:00
土佐ジロー20歳
2005年冬、卵不足に陥った土佐ジロー。だが、それは単に寒波のせいだけではなかった。実は高知県民の知らない所でひそかに人気を博し、需要が伸びているのだ。卵だけでなく加工品も、肉も。ユニークな名前が付いてからちょうど二十年。小さな高級卵を産む県産鶏は、全国ブランドに成長していた。「第一部 人気の現場を行く」は人気の実態に迫る。
土佐ジローの「生みの親」はどこにいるのか。探してみると、意外と近くで健在だった。 高知学園短大(高知市旭天神町)で助教授をしている元県職員の平岡英一さん(65)。第二部は彼がジローをつくり上げるまでの十四年間の物語である。(編集委員・掛水雅彦)
【2006年03月08日~11月30日まで連載】
新聞本紙に掲載した連載・特集のまとめ読みページです。
※文中の組織名やお名前、年齢、肩書きなどはすべて、掲載当時のものです。