2014.03.27 04:41

緑つなぐ 転機の森林県

 高知県の林業構造を大きく変える「高知おおとよ製材」(大豊町)が2013年8月に操業を開始する。森林県の転機に当たり、「川上」から「川下」までの現状を踏まえながら今後を考える長期企画「緑 つなぐ」

 全国屈指の集成材メーカーを誘致して実現した一大プロジェクトに、全国一の森林率84%を誇る県は、大きな転機を迎える。第1部は、「川上」から「川下」まで各分野の五つのストーリーを通じて山の〝輪郭〟を描く。

 県内林業の起爆剤として県森林組合連合会なども出資した「高知おおとよ製材」には、手厚い公費が投じられ、官製プロジェクトの色も濃い。第2部では、おおとよ製材の展望や課題、地域への波紋などを探る。

 県内山間部で、シカの異常繁殖と食害が、深刻さを増している。第3部では、その捕獲作業の最前線に立つ猟師たちに密着しつつ、異常繁殖や食害対策の実情、さらにはシカを「資源」として活用しようと活動する人々の姿にスポットを当てる。

 国内のエネルギー源として、木質バイオマスが復権しつつある。連載「緑つなぐ」の第4部では、木質バイオマス利用の現状と課題を追う。

 内閣府の2011年の世論調査では、住宅を建てる場合、約8割が「木造」と答えている。連載「緑つなぐ」を締めくくる第5部では、建築分野を中心とした需要に焦点を当てる。(政経部・小笠原敏浩)

【2013年05月14日~2014年03月26日まで連載】

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※文中の組織名やお名前、年齢、肩書きなどはすべて、掲載当時のものです。

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カテゴリー: 2013緑つなぐ経済掲載年表経済表紙


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