2018.02.24 08:25

高知県立坂本龍馬記念館の展示環境一新 芝居小屋や蒸気船登場

坂本龍馬記念館本館の蒸気船をイメージした展示セット(23日午後、高知市浦戸)
坂本龍馬記念館本館の蒸気船をイメージした展示セット(23日午後、高知市浦戸)
 新館の新築と本館の改修が終わった高知市浦戸の高知県立坂本龍馬記念館(休館中)の内部が23日、報道陣に公開された。新館は実物史料の展示環境が整い、本館は龍馬の活躍をイラストや映像で学ぶことができる芝居小屋や蒸気船のセットが登場した。4月21日にリニューアルオープンする。

新館の常設展示室(高知市浦戸)
新館の常設展示室(高知市浦戸)
 同館は1991年の開館以来、潮風や日光の影響による史料の保存展示環境が課題だった。県は総事業費約26億2500万円をかけ、約1100点ある所蔵史料の収蔵展示施設として新館を建設し、本館の改修工事も行った。昨年12月に完成した両施設は、内装工事などが終了。県立歴史民俗資料館に移している所蔵史料も近く搬入される。

 この日は、新館2階の常設・ジョン万次郎・企画の3展示室、収蔵庫、本館地下1階の幕末写真館などを学芸員が案内。温湿度管理を行う機器や塩害フィルターが備えられ、史料の保存展示環境が整ったことが紹介された。

 本館2階には、映像で西郷隆盛と桂小五郎が薩長同盟を語る芝居小屋や、かじを回すと蒸気船の映像が流れる船のセットなどを新設。龍馬について、子どもや歴史の初心者にも分かりやすく学んでもらえるような体験型の展示となっている。

 開館時には、県内にある龍馬書簡約15点も展示予定で、今後展示作業が本格化する。三浦夏樹・主任学芸員は「幕末史や土佐の歴史の中で、龍馬の活躍を総合的に知ることのできる展示にしたい」と意気込んでいる。

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カテゴリー: 社会文化・芸能坂本龍馬文化高知中央


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