2018.02.14 08:05

声ひろば 2018年2月14日、水曜日

1.周りに助けを求めよう
【川口託司、54歳、団体職員、土佐清水市】
 1月28日の「中村地域ふくしまつり」で、ようやく山崎理恵さんの講演を聴く機会がありました。以前より高知新聞の連載を拝読しておりまして、いつか講演を聴きたいと思っていました。
 演題は、「絶望から希望へ~娘と生きた12年間」でした。「26日に13歳になったので13年間になりました」と話され始まりました。音十愛(おとめ)さんの誕生からNPO法人「みらい予想図」を開設するまでと、これからのことも話してくださいました。
 私が一番、心に残った言葉は、「もう無理、誰か助けて」と山崎さんが言えたことです。これは、甘えではなく勇気のいる言葉だからです。なかなか言えなくて前に進めない方が多いと思います。
 地元の高松に帰らず、いろいろな方と縁を持つことで高知にとどまっていてくれて、とてもうれしく思いました。
 土佐の人間は、頑張っている人を応援したい性分の方が多いと思いますが、言ってもらわないと何もできません。まずは、言葉に出す。そして行動することが大切です。誰でもよいので周りの人に助けを求めることが前を向く一歩だと思います。
 音十愛さん、お誕生日おめでとうございます。歩く姿を見せてくれて本当にありがとうございました。また会える日を楽しみにしております。

2.平和祈念展
【溝渕悦子、74歳、主婦、南国市】
 1月、高知市文化プラザかるぽーとで、「平和祈念展in高知」が開催された。私は少し風邪気味だったので終盤にようやく行くことができた。
 時間の許す限り会場を見てまわったが、涙なしには見ることができなかった。あまりにも内容が重く、展示品も多く、とても感想を文字に表すのはむつかしい。
 しかしいかに戦争が国を、生活を破壊し、苦しくつらい体験を強制したことだろう。
 なかでも夫が戦死した女性は50万人余にも達するという。そして苦難の歴史は始まったのである。元兵士も悲惨な体験は語りたくないとの思いから、口を閉ざしたまま亡くなった人も多い。今回が最後の機会、「語り継ぐ昭和―平和への誓い」として公開された。
 かつて自民党の故田中角栄元総理は、新人議員に「戦争を知っている世代が政治の中枢にいるうちは心配ない。平和について議論する必要もない。だが、戦争を知らない世代が政治の中枢となった時は、とても危ない」と薫陶を授けていたという。いまの日本は、まさに田中元首相の予見したとおりなのではないだろうか。

3.高知県と札幌のご縁
【荻野義彦、75歳、札幌市】
 札幌は連日最高気温でも氷点下、早朝はマイナス15度前後です。雪も硬くしまり、踏むとキュッキュッと鳴きます。顔は冷たいより痛い。それに比べると高知は夏のようでうらやましい。一度行きたいものです。
 高知新聞に「食、自然、人を全国に ミス高知3人決まる」とあり、3人の高知美人が紹介されていました。どの方も私好み。いや失礼。札幌にもぜひ来ていただきたい。
 また熊本地震で被害を受け客足減少の別府温泉が、全国からの支援の恩返しとして温泉の湯をプレゼントしているという「別府温泉から恩返しの湯」といういいニュースも。
 札幌と高知に接点がありました。札幌市は高知県に恩があります。それは「よさこい祭り」をお手本に、「YOSAKOIソーラン祭り」が20年ほど前に生まれたからです。今では夏の札幌の一大イベントとなり、たくさんの観光客でにぎわっています。
 今、外で除雪が始まっています。ブルドーザーで雪をかき取り、ロータリー車でダンプトラックに飛ばし、何十台のトラックがピストン輸送で捨てに行っています。これが札幌の風物詩。一度来てください。

4.伝わった音楽の楽しさ
【穴山静、68歳、高知市】
 1月27日、高知市小中学校連合音楽会がオレンジホールで開催され、小学生は合唱、器楽合奏、中学生は少人数でのマリンバや、吹奏楽クラブが、それぞれ日頃の練習の成果を発表されました。
 インフルエンザで出場できなかった学校もあり、悔しい思いをしただろうけれど、練習に費やした日々は決して無駄ではなく、苦い思い出として心のひだに深く刻まれ、青春の一ページに残ることでしょう。
 楽しそうに時には体を揺らし演奏する姿。大きく口をあけて表情豊かに歌う姿。指揮をする先生の体全体でパフォーマンスする姿。それぞれが、聴いている私たちに音楽の楽しさを十分に伝えてくれました。
 年齢を重ねるとともに心がなえて、感動する事がめっきり少なくなった昨今ですが、この日は音楽に真摯(しんし)にとりくむ皆さんの姿に感動し、うっすら涙をうかべたことでした。
 生徒の皆さん、練習を通じて芽生えた友情や、なかなか思い通りにできなかった時の葛藤を心の糧として、さらに大きく飛躍してください。ご指導いただいた先生方、楽器の移動にお手伝いいただいた生徒さん、ご尽力いただいた全ての皆さまに感謝申しあげます。ありがとうございました。

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