2018.01.26 15:15

2017年度学校新聞づくりコンクール大会

県学校新聞コン 伊賀さん(窪川小4年)教育長賞 本紙社長賞は浦戸小

 2017年度の「学校新聞づくりコンクール」(高知県教委主催、高知新聞社共催)で最終審査となるコンクール大会が2018年1月21日、高知市大津乙の高知県教育センター本館で開かれ、最優秀の教育長賞に高岡郡四万十町の窪川小4年、伊賀隆之介さんが選ばれました。高知新聞社長賞は高知市の浦戸小1・2年生のグループ「うら戸のいいとこつたえ隊」に贈られました。
 学校での新聞づくりを奨励しようと開いており、5回目の今回は過去最多の73校(小中一貫の義務教育学校含む)が参加。授業の中で5710点の新聞が制作され、昨年11月の1次審査で特選15作品が選出されました。
 大会では、教育機関と本紙の関係者6人が発表内容や新聞の企画力、構成力などを審査。特選作を手掛けた児童生徒31人が、地域の魅力や交流人口拡大策、環境保護などをテーマに制作した新聞を紹介し、企画の工夫や編集時の苦労などを、寸劇なども交えて思いたっぷりに発表しました。
 教育長賞の伊賀さんは、社会見学で訪れたごみ処理施設があと6年で満杯になると知り、「6年後にせまる危機!」との見出しでリポート。ごみ減量策を家族で実践して効果を実証し、「町の危機をすくえるのはぼくたち住民だ」と訴えました。
 見学から1週間で仕上げた新聞ながら、審査員は「町の広報に載せても良いほど役立つ内容」と高く評価。伊賀さん本人は「一生懸命話を聞いて記事を書きました。これからも気になったことを調べ、新聞で発信したいです」と話していた。
 高知新聞社長賞の浦戸小は、ニュースの発掘力が評価されました。上位2賞に次ぐ金賞には、香美市の片地小1年、大栃小6年、高知市の行川学園3・4年、同9年が選出されました。
 また大会では、本紙「きんこん土佐日記」の作者、村岡マサヒロさんの4コマ漫画講座も開催。児童生徒らはプロの指導による漫画づくりを楽しんでいました。

◆ 入 賞 作 品(クリックで拡大します)
教 育 長 賞  窪川小4年「6年後にせまる危機!」






高知新聞社長賞  浦戸小1・2年「うら戸のいいとこつたえ隊」






金   賞  片地小1年「むしさん大すき4人ぐみ」






金   賞  義務教育学校行川学園3・4年「NUT5」






金   賞  大栃小6年「物部8」






金   賞  義務教育学校行川学園9年(中学3年)土居 智輝






◆審査評◆
「書く」「話す」の向上実感
審査委員長 小笠原哲司(県教育文化祭事務局長)


 コンクールも5年目となり、新聞の内容も、大会でのプレゼンテーションも、年々レベルが上がっていると審査員一同感じています。特に、少人数の学校の皆さんが、広い会場で大勢の人を前に堂々と発表する姿には、胸が熱くなりました。
 新聞は読み物なので、読み手を意識してつくります。そして大会では、話し言葉で聞き手を納得させます。書く、話すの両方の力がある皆さんだからこそ、5700点以上の新聞がつくられた中で、入賞したと言えるのです。本当によく頑張りました。
 教育長賞となった窪川小、伊賀さんの新聞は、グラフや写真を効果的に使ったしっかりした構成で、新聞自体の評価が高かった作品です。加えて、1人での発表にもかかわらず、身ぶり手ぶりを交えて、聞く人に訴え掛けるプレゼンでした。
 高知新聞社長賞の浦戸小の新聞は、私たちも知らなかった水族館の情報がたくさん載っていました。足を運んで飼育員さんに話を聞き、かわいいイラストも添えて、上手にまとめていましたね。
 金賞の各校。小学校低学年の片地小は、発表が元気いっぱいで、カマキリの観察という1年生なりの話題を新聞ともども楽しく紹介してくれました。中学年の行川学園3・4年の作品は、路線バスとのお別れ式の描写がとても上手で、大変レベルが高い記事でした。
 高学年の大栃小は、とにかく行動的。他県への電話インタビュー、外国人への取材、観光ツアーの開催、お店と話し合っての広告づくりなど、「足でつくった新聞」でした。中学校の行川学園は、新聞の発想や制作の過程を分かりやすく示し、新聞も文章、割り付けともしっかりとしていて、説明力の高さを感じました。
 応募作品全体を通して、気を付けてほしいのは、最後の仕上げ。鉛筆書きだと濃淡が出てしまい、読みづらくなることがあります。鉛筆は下書きに使い、ペンなどで清書すると良いでしょう。(談)
 




カテゴリー: 学校新聞コンクールNIE


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