2018.01.21 08:20

高知県大川村を4こま漫画で発信 ツイッターに地元女性投稿

 高知県土佐郡大川村のkanさん(27)=ペンネーム=が、村での暮らしを4こま漫画にしてツイッターで発信している。農作業や家族との何げない日常を題材に、昨年2月から不定期に連載をスタート。現在120回を突破し、村民目線で村の姿を伝えている。
 
 大川村生まれのkanさん。「田舎で暮らすってこういうこと」だと伝えたくて始めたといい、心掛けているのは「村の様子を誇張せず、淡々と描いていく」。農作業、村の四季、家族ネタなど、日常を緩いタッチで4こまに収め、写真を使うこともある。田舎特有の現象を描くと、周りから「あるある」と共感の声が寄せられるという。
 
 第88話「最新(?)耕運機」では、山村ならではの獣害を紹介。イノシシに田んぼが荒らされた様子を写真で見せ、オチではイノシシの力を耕運機代わりに使えないかと提案。昨年、全国的な注目を集めた村総会については第76話「話すのは苦手です」で触れ、メディアに取材を受けた際の戸惑いを描いた。
 
 幼い頃から絵を描くのが好きだったkanさんは大川中学校を卒業後、漫画部のある南国市の岡豊高校に進学。漫画家を志し、出版社に作品の持ち込みをしたこともある。2011年に帰郷後もコンテスト応募を続けていたが昨冬、村で開かれた地域おこしワークショップで背中を押され、4こま漫画を始めることになった。
 
 「私の強みは住んでいること。東京の人が田舎を描こうと思っても私ほど描けないと思う。地の利を生かし、村の情報発信もできたら」と話す。今後も村の日々を軽やかにつづっていく。
 
 漫画はインターネットで、@kan10362114を検索すると見ることができる。

カテゴリー: 主要社会文化・芸能嶺北


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