2016.04.14 08:03

小社会 かつて四万十源流合衆国という「国」があったことを…

 かつて四万十源流合衆国という「国」があったことを、ご記憶の方はどれだけいるだろう。1990年、四万十川中・上流の梼原、東津野、大野見、窪川、大正の5町村(当時)が「協力して地域活性化を」と建国した。

 活動資金は国が自治体に交付したふるさと創生1億円から、2千万円ずつの持ち寄り。人材育成や産業振興、環境保全に取り組んだが、低金利で基金の果実が激減。2000年に活動は無期限休止となっている。そんな幻の国が復活したような懐かしさを覚えた。

 今月10日に開幕した「奥四万十博」。参加する高幡5市町は須崎市を除き、旧合衆国と重なる。というより平成の大合併を経て「国土」は中土佐、葉山、十和エリアまで広がっている。まさに「四国カルストから土佐の大海原へ」と続く、雄大な博覧会の舞台が整った。

 ふるさと創生から地方創生へ。時代は移っても地方の疲弊は深刻化の一途。交流人口拡大を目指す広域観光キャンペーンも競争が激しさを増す。そんな中、存在感を出すには米国の州のように、市町村や各地域が自立しつつ連携を忘れない合衆国方式も有効かもしれない。

 初夏に津野町不入山の四万十川源流域に入ったことがある。ブナやシデの大木。こけむした川石。緑一色の世界を一筋の澄み切った水が流れる。

 別天地の光景は今もそのままのはず。四万十の恵みと触れ合うのに、格好の季節を迎えている。


4月14日のこよみ。
旧暦の3月8日に当たります。ひのえ とら 六白 仏滅。
日の出は5時37分、日の入りは18時36分。
月の出は11時30分、月の入りは0時38分、月齢は6.7です。
潮は小潮で、干潮は高知港標準で4時59分、潮位98センチと、17時46分、潮位45センチです。
満潮は10時28分、潮位132センチです。

4月15日のこよみ。
旧暦の3月9日に当たります。 ひのと う 七赤 大安。
日の出は5時35分、日の入りは18時37分。
月の出は12時27分、月の入りは1時25分、月齢は7.7です。
潮は小潮で、満潮は高知港標準で1時10分、潮位132センチと、12時13分、潮位123センチです。
干潮は7時01分、潮位99センチと、19時15分、潮位52センチです。

カテゴリー: 小社会コラム


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