2018.01.15 08:25

65年ぶりに総社祭 高知県三原村で300人歓声 みこし練り歩く

ふれあい広場に集結した7台のみこし(三原村宮ノ川)
ふれあい広場に集結した7台のみこし(三原村宮ノ川)
 高知県幡多郡三原村宮ノ川の五社神社で各集落からみこしが集まり伝統芸能を披露する「総社祭(そうしゃまつり)」が14日、65年ぶりに行われた。普段は見られない、金色に輝くみこしの共演に、観客は「すごいねえ」とため息。村内外から訪れた約300人が練り歩きや太刀踊りなどを楽しんだ。

五社神社で披露された太刀踊り(三原村宮ノ川)
五社神社で披露された太刀踊り(三原村宮ノ川)
 五社神社近くのふれあい広場には、村内全13集落のうち7集落からみこしが集結。幡多農業高校馬術部員による上げ馬の後、みこし7台が連なりながら、五社神社まで約400メートルの道のりを太鼓の音に合わせて練り歩いた。

 神社の境内では、4集落の5グループが団扇(うちわ)踊りや太刀踊りを披露。寒空の下、浴衣姿での懸命の奉納演舞に大きな拍手が送られた。以前の総社祭を見たという岡本操さん(85)=柚ノ木=は「まさか総社祭がまた見られるとは思わなかった。昔を思い出して楽しかった。またこれからも頑張ってほしい」と目を細めていた。

 総社祭は住民有志が2016年秋から復活を模索。17年10月に開催予定だったが、台風の接近で延期になっていた。主催した総社祭保存会の浅井大徳会長(53)は「みこしが7台並んだ時は感動した。踊り手も練習して寒い中よく踊り、たくさんの人に喜んでもらえて良かった。これを機に開催を続けていきたい」と意欲を見せていた。

カテゴリー: 社会幡多

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