2018.01.14 08:00

小社会 カツオを巡る久々に明るい話題ではなかったか…

 カツオを巡る久々に明るい話題ではなかったか。昨年の県内水揚げ量は1700トン余り。過去10年で最高だったと、きのうの本紙が報じていた。要因に挙げられているのが黒潮の大蛇行。
 
 2004年以来の蛇行で黒潮が土佐湾から離れる傾向が続き、湾内の潮流が緩まった。このため餌のシラスなども流されにくく、カツオの群れがとどまった可能性があるという。
 
 とすると局地的な恩恵であり、懸念が強まっている資源枯渇を解消するものではあるまい。一喜一憂すべきではないが、ひと息つけた漁業者もいよう。04年の蛇行時も豊漁だったという。不思議な自然の巡り合わせである。
 
 同じ自然の力でもこちらは一憂ばかりが募る。日本海側を中心に被害をもたらした大雪。北陸へ雪雲の列が次々かかっていくレーダー図は、帯状に連なる積乱雲が豪雨を降らす「線状降水帯」に似ていた。雨を雪に置き換えれば、土佐人にも恐ろしさは想像できよう。
 
 大雪の年と黒潮の蛇行期が重なるとする研究もある。暖かい黒潮が流れる場所が移動すれば、天候にも何かしら変化がある。確かに、そう考えてもおかしくはないかもしれない。
 
 〈天下の冬二たび告ぬ桐火桶(きりひおけ)〉池西言水(ごんすい)。天下をすっぽり冬が覆った厳寒期。心配なのはきょうまで行われる大学入試センター試験の受験生たち。交通機関の乱れも想定される。冷え込みで体調を崩したりしないように。健闘を祈る。

 
1月14日のこよみ。
旧暦の11月28日に当たります。ひのえ うま 七赤 友引。
日の出は7時10分、日の入りは17時20分。
月の出は4時36分、月の入りは15時08分、月齢は26.9です。
潮は中潮で、満潮は高知港標準で5時12分、潮位140センチと、16時06分、潮位149センチです。
干潮は10時32分、潮位80センチと、23時01分、潮位11センチです。
 
 
1月15日のこよみ。
旧暦の11月29日に当たります。ひのと ひつじ 八白 先負。
日の出は7時10分、日の入りは17時20分。
月の出は5時27分、月の入りは15時53分、月齢は27.9です。
潮は大潮で、満潮は高知港標準で5時47分、潮位148センチと、16時44分、潮位154センチです。
干潮は11時11分、潮位76センチと、23時34分、潮位3センチです。

カテゴリー: 小社会コラム

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