2018.01.06 08:00

小社会 将棋の永世五冠、大山康晴15世名人は囲碁にも熱中した…

 将棋の永世五冠、大山康晴15世名人は囲碁にも熱中した。新聞の囲碁欄を一番に読むのが毎朝の楽しみ。旅に出るときには本職の将棋の駒は持たなくても、磁石式の携帯碁盤は常に持ち歩いた。

 囲碁の高川格22世本因坊と親しかったことも大きい。同時期に最高位を占めていたことから「お互いに頑張って、いつまでも保持しようではありませんか」。そう励まし合ったと、大山さんの随筆にある。

 歴史と伝統の重みがある囲碁と将棋。多くの先達が連綿と盤上でドラマを繰り広げてきた。勝負師として心通い合うものはこの2人にもきっとあろう。国民栄誉賞が決まった将棋の羽生善治さんと囲碁の井山裕太さん。

 羽生さんは初の永世七冠を達成、井山さんは七冠独占を2度果たした。それがいかに空前絶後のことか。駒にも碁石にも親しんでこなかった門外漢にも実感させてくれる偉業である。

 人工知能がトップ棋士を打ち負かす時代。それでも人間同士の対局の魅力は色あせない。2人の活躍に目を凝らし、将棋や囲碁の面白さに気づく大勢の子どもたちの姿が物語っていよう。

 大山名人、高川本因坊はそろって眼鏡をかけ、後年は頭髪が薄く額が広かった。最高位を長年守る苦労は、風貌まで似通わせてしまうのかもしれない。羽生、井山両氏も理知的な顔立ちが似ている。額はともかく伝説の両雄同様に、棋界を引っ張る力強い一手をこれからも。


1月6日のこよみ。
旧暦の11月20日に当たります。つちのえ いぬ 八白 赤口。
日の出は7時11分、日の入りは17時13分。
月の出は21時59分、月の入りは10時18分、月齢は18.9です。
潮は中潮で、干潮は高知港標準で2時43分、潮位-6センチと、15時08分、潮位69センチです。
満潮は9時23分、潮位165センチと、20時48分、潮位154センチです。

1月7日のこよみ。
旧暦の11月21日に当たります。つちのと ゐ 九紫 先勝。
日の出は7時11分、日の入りは17時13分。
月の出は23時01分、月の入りは10時56分、月齢は19.9です。
潮は中潮で、干潮は高知港標準で3時25分、潮位13センチと、16時02分、潮位69センチです。
満潮は10時04分、潮位156センチと、21時41分、潮位139センチです。

カテゴリー: 小社会コラム

ページトップへ