2017.12.31 08:40

墓碑銘2017 ペギーさん歌と高知愛し 高崎さん現代美術けん引

「第二の故郷」として高知を大事にしたペギー葉山さん
「第二の故郷」として高知を大事にしたペギー葉山さん
 最後まで元気に長寿を全うした人もいれば、病で若くして召された人もいる。今年、この世を去った著名人の顔を思い浮かべると、生のかたちの多様さに打たれる。時代を彩るメロディーを数多く残した音楽家たち。個性的な演出や演技が印象深い映画監督や名優。戦争の記憶を呼び覚ませ続けた人々に、戦後の激動の世界を切り開いた政治家や活動家…。その墓碑銘はそのまま、歴史の一ページとなる。高知県でも各界で活躍した人たちが惜しまれながら旅立った。(年齢の次は死去した月日、芸名などは本名略、海外は現地時間)


ペギー葉山さん
 歌手のペギー葉山(はやま)さん(83歳、4・12)は、1958年に「南国土佐を後にして」が大ヒット。この曲で高知県の観光客は飛躍的に増加し、1974年に名誉高知県人となった。「第二の故郷」として高知を大事にし、よさこい祭りでは全国大会の審査員長を長く務めた。11月に高知市で開かれた「偲(しの)ぶ会」には県民約1200人が詰め掛け、歌と高知を愛した優しい人柄に思いをはせた。
 
高知の現代美術をけん引した高崎元尚さん
高知の現代美術をけん引した高崎元尚さん
高崎元尚さん
 現代美術家の高崎元尚(たかさきもとなお)さん(94歳、6・22)は、土佐中高校で教員を務めながら創作活動を続け、57年にモダンアート協会会員に。60年代には前衛土佐派を結成し、前衛芸術のムーブメントを巻き起こした。ブロックをハンマーで破砕する「破壊」シリーズなどで知られ、生涯にわたって本県の現代美術をリードした。
 
有機農業に情熱を注いだ山下一穂さん
有機農業に情熱を注いだ山下一穂さん
山下一穂さん
 山下一穂(やましたかずほ)さん(67歳、11・26)は、2006年に開設された「有機のがっこう・土佐自然塾」(土佐郡土佐町)の塾長として100人以上を指導。土づくりからマーケティングまで独自の哲学と理論を確立し、全国での講演などを通じて有機農業の拡大に情熱を注いだ。...

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カテゴリー: 社会


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