2017.12.18 08:30

酒かす、ユズで入浴剤 高知県四万十町協力隊・大塚さんが商品化

完成したユズ果実配合の酒かす入浴剤を手にする大塚智裕さん(四万十町琴平町)
完成したユズ果実配合の酒かす入浴剤を手にする大塚智裕さん(四万十町琴平町)
 高知県高岡郡四万十町の老舗蔵元の酒かすに、安芸郡馬路村のユズを加えた入浴剤を、四万十町地域おこし協力隊の大塚智裕さん(26)=高知市出身=が考案し、販売している。高知の「えいもん」を紹介するサイト「EIMONS」を運営する傍ら、「自分も古里の良いものを発信したい」と商品化に初挑戦。評判も上々で、入浴剤のシリーズ化や他の商品開発も視野に入れている。

 大塚さんは高知市内のウェブ関連会社などで働いた経験を生かして2年前に独立。ふるさと納税関連のマーケティング依頼を受けて町に関わるうち、「素材の豊かさに引かれた」といい、隊員となって昨夏、Iターンした。

 任務の「町の魅力発信」に奔走する中、旧窪川町内に唯一残る創業114年の造り酒屋「文本酒造」に出合った。近年は「こうじ菌」を使った伝統食が見直され、化粧品など関連商品も製品化されていることから、純米の酒かすに着目。入浴剤を手掛ける松田医薬品(高知市)と共に1年かけて開発した。

 商品名は「EIMONS BATH 柚子の香り」。ゆず湯をヒントに果実を配合し、しっとり感と香りが楽しめる。「冬場の乾燥肌が潤う」「リラックスできる」などと、女性客の反応も良い。

 大塚さんは「EIMONSを、高知産の魅力を伝えるブランドに育てたい」と話している。

 1袋30グラムで税込み324円。同サイト(http://eimons.jp/)や道の駅「あぐり窪川」、高知市のアンテナショップ「てんこす」などで販売している。

カテゴリー: 主要社会高幡


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