2017.12.15 08:35

空き家改修で地域活性を 高知工科大の学生団体奮闘 香美市

空き家の改修に取り組む学生たち(香美市物部町神池)
空き家の改修に取り組む学生たち(香美市物部町神池)
 建築の知識を生かして地域貢献を目指す高知工科大学の学生団体が、香美市物部町神池地区の空き家改修に協力している。本職の大工から指導を受けながら、家を地域の交流の場としてよみがえらせようと奮闘している。

 学生団体は、今年6月設立の「WAvert(ワベール)」。建築・都市デザイン専攻(システム工学群)の学生を中心に18人が所属し、香美市の補助金を受け活動している。

 これまでに、同市土佐山田町の古民家で増床やクロスの張り替えなどを行ったほか、地域イベントで使う竹のジャングルジム造りなどに協力した。

 家の改修は2軒目で、手掛けているのは3~4年前から使われていないという築60年近い平屋。市から移住定住交流事業の委託を受けているNPO法人「いなかみ」が借り上げており、交流スペースに向けて、学生たちは主に4畳半の4部屋の床を解体し、シロアリ対策を施しながら床を張り替えている。

 ワベール代表で、システム工学群2年の須藤恭平さん(19)は「まちおこしに建築方面から携わりたい。自分たちの活動を通じて、少しでも空き家を減らせられれば」と話している。

 ワベールは、香美市周辺にある古民家や空き家の改修依頼を受け付けている。改修の際は、依頼主に材料費を請求する。問い合わせは須藤さん(080・8899・8965)へ。

16日以降、4回のワークショップ
 神池地区の改修現場で、スキル取得や交流を目的としたワークショップが16日と来年1月14、21、27日に開かれる。各日とも午前9時に物部町大栃の「奥物部ふれあいプラザ」に集合後、現地に移動して作業を体験。参加費は1回千円で、申し込みは、主催のいなかみ(0887・52・8606)へ。

カテゴリー: 社会香長


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