2017.12.11 08:25

声ひろば 2017年12月11日、月曜日

1.NHK受信料について
【竹内かおり、49歳、団体職員、香南市】
 私はこの4月に引っ越しました。以前の家でも、NHKの受信料は口座引き落としで支払っていたので、手続きして新しい住所でも当たり前に支払っています。
 夏の終わりのある日、インターホンがなり、出てみると男性の方が立っています。「NHKの衛星放送の契約をお願いします」とのこと。以前住んでいた一軒家はパラボラアンテナもなく、衛星放送を見たことはありません。今でも見たことはありません。
 今のアパートにはパラボラアンテナが、はじめから付いていますが、もちろんわが家のテレビと接続はしていません。説明しましたが、「パラボラアンテナが付いている。分波器というものを買ってきて付ければ見られる」。払うのが当たり前のような口ぶり。「名前を書くだけだから」と、つい名前を書きました。その後、すぐNHKお客様センターに電話しましたが、もちろん解約できる訳もなく…。
 地上波のNHKは子供も私もたまに見ます。だから、受信料のお支払いは当然でしょう。でも、建築物に勝手にアンテナが付いている(私が付けたものではない)だけで、一回も見ない衛星放送に延々と代金を払わないといけないのは、おかしくないですか?
 強引な訪問販売と同じなのにクーリングオフできない。「名前を書いたらいかんろ」と弟にしかられましたが、おかしくないですか? いまだに納得がいかず、怒りがこみあげます。
 
2.国民の望むNHKに
【宮本健太、21歳、大分大学2年】
 NHKの受信料制度が「契約の自由」を保障する憲法に違反するかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁は6日、合憲と判断した。
 この判決を見て、NHKを公共放送として存続させるためには「合憲」とするしかなかったと思う。もし「違憲」としていたら、受信料を払わない人が続出。公共放送としてのNHKは成り立たなくなるからだ。
 しかし、他のテレビ局の番組の質の向上、インターネットの普及によるテレビ離れなどでNHKを見ないという人も多くいる。
 そのような人にNHKの受信料を支払わせることは酷な話だ。そのような観点から考えれば、やはりNHKを見たい人に受信料を払ってもらい、払ってくれた人だけが見られるような制度を導入するのが良いのではないか。
 テレビ設置者全員が自動的に受信料を支払うという制度では、視聴者の声が分からない。見たい人だけ払うという制度の導入によって、「もっと視聴者の意見を踏まえた番組作りをしないといけない」と認識し、より国民にとって有益なNHKとなるだろう。
 NHKは今回の合憲制度にあぐらをかいてはならない。このような厳しい意見があるということを肝に銘じて、これからの番組作りを行ってほしい。
 
3.防災フェスタに参加して
【松村守明、68歳、非常勤嘱託職員、高知市新田町】
 あいにくの雨であったが、11月26日に防災フェスタの炊き出し班に要請があり、参加した。
 事務局の発表では230人の参加で、その分のカレーを作る事にした。ジャガイモ、玉ネギの皮はぎ、カレー粉を細かく切る等、結構重労働であった。高知大学生、立命館大学生の協力があり、潮江東小学校4年生の防災の発表、炊き出し訓練、防災バッグ作り、ドラム缶ワークショップ等多彩であった。
 普段なかなか顔を合わせない地区の人たちとの会話、コミュニケーションの大切さを学んだ。小学生や大学生の若者との触れ合いも、とても新鮮であった。
 潮江東地区は、浦戸湾に面し、地震による津波浸水が恐ろしい地区である。2年前にも参加したが、この時はプールを使った救助訓練を行った。いろいろな違った催し物に参加をして、経験を積む事が大切だと思った。これからも、このような機会があれば、積極的に参加、体験をして、防災学習を深めていきたいものである。
 てんでんこ地震津波が浦戸湾
 
4.軍艦ばえのホラ話【川波修、73歳、大月町】
 昔、柏島は陸地交通の難所だったが近年、立派な道路が開通し、容易に行き来できるようになった。一切峠のトンネルを抜けると、ぱっと目の前に海が広がる。西方に宿毛湾が一望でき、東側に沖の島を望む。景観に富み、日本のなかでも有数の景色ではなかろうかと思われる。
 柏島と沖の島の間にビロウという名称の無人島があり、その島の東の突端から少し離れて軍艦ばえと呼ばれる岩肌むき出しの小島がある。遠くから見ると船首から船尾までが軍艦そっくりに見える。大きさ、色はもとよりだが、艦橋まで整って見えることでもすごい。
 今から40年も前のこと。地元の先輩3人と県外へ出稼ぎに行った時、同郷の仲間のある者が飯場でホラを吹いた。
 「わしの出身地の近くに軍艦そっくりの島が有る。戦時中のことよ。敵の戦闘機が島を軍艦と間違えてのう。機関銃でバリバリ撃つやら、爆弾を落とすやらしてのう。その時、近くを泳ぎよった魚の頭に弾が当たり、コブができて、コブは治らんようになった。遺伝というものは怖いものじゃねえ、それから後の子孫は全部コブができてのう。今じゃあ、その島の付近にはいっぱいおるがよ」
 人を笑わせる話だった。ちなみに、この魚の名は大月町辺りでは地方名でバンドゥと呼ぶ。図鑑では青ブダイとある。

関連記事

もっと見る

カテゴリー: 声ひろば読者投稿


ページトップへ