2017.12.09 08:30

県展理事長・森本忠彦さんが個展 色彩、構図巧み 高知市

自らの個展で来場者に作品説明をする森本忠彦県展理事長=左端(8日午前、高知市の高新画廊)
自らの個展で来場者に作品説明をする森本忠彦県展理事長=左端(8日午前、高知市の高新画廊)
 高知市の洋画家で県展理事長の森本忠彦さんの個展が8日、高知市本町3丁目の高新画廊で始まった。県展や二科展出品作を中心に洋画、グラフィックデザイン計37点が紹介されている。13日まで。

 森本さんは1940年幡多郡佐賀町(現・黒潮町)生まれ。高知大教育学部で美術を学ぶ。県展は79年に洋画、商業美術(現・グラフィックデザイン)部門でダブル特選に輝くなど活躍。両部門で無鑑査に。2012年から県展理事長。

 教員として付属小中などで美術教育を積極的に進める。こども県展の審査員も40年余り務めた。

 二つに区切られた会場に洋画とデザイン作品が並ぶ。洋画には若者たちをモチーフにした大作がずらり。色彩感覚にたけたデザイン作品と併せて鑑賞すると、赤や黄の明るめの色と黒などの暗めの色を巧みに塗り分け、構図も含めてバランスの取れた絵画に仕上げているのが分かる。

 美術と教育の世界に長年携わった森本さんだけに、初日から会場にはたくさんの来場者が訪れた。

 高知大学の同級生という香南市の島崎美智さんと安芸郡芸西村の白石洋子さんは「いつも穏やかな性格の人。どの絵にも人物が描かれ、人間が好きなのが分かる」と口をそろえていた。

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カテゴリー: 文化・芸能県展高知中央文化


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