2017.11.22 08:15

高知県宿毛市で11/23から「竹内明太郎とダットサン」展

1933年式ダットサン1号車「12型フェートン」(宿毛市提供)
1933年式ダットサン1号車「12型フェートン」(宿毛市提供)
希少クラシックカーも
 高知県宿毛市は、宿毛市出身で大手建設機械メーカー「コマツ」の創業者、竹内明太郎(1860~1928年)が出資者として関わったダットサン(DATSUN)などのクラシックカーを展示する企画展「竹内明太郎とダットサン」を、11月23~26日に宿毛文教センター(中央2丁目)で開催する。「志国高知 幕末維新博」の関連行事。

 ダットサンは日産自動車の前身に当たる会社が1933年につくった自動車ブランド。竹内ら3人の出資者の頭文字を取ったDATと太陽のSUNを組み合わせている。1980年代に生産が終了したが、2014年にインドなどで海外ブランドとして復活している。

 今回は、日本に1台しか現存しない1933年式ダットサン1号車「12型フェートン」をはじめ、歴史を彩った貴重な車が集まる。

68年式「フェアレディ2000」(宿毛市提供)
68年式「フェアレディ2000」(宿毛市提供)
 他には、日中戦争下に国民標準経済車として普及した1938年式「17型フェートン」▽戦後に海外ラリーレースで優勝して名をはせた58年式「1000セダン」▽英国メーカーとの技術提携の集大成とされる59年式「オースチンA50ケンブリッジ」▽国産車で初めて時速200キロ超を記録したスポーツカー68年式「フェアレディ2000」。

37年式フーパー製ロールスロイス「スポーツサルーン」(宿毛市提供)
37年式フーパー製ロールスロイス「スポーツサルーン」(宿毛市提供)
 加えて、竹内の弟、吉田茂元首相が愛用した37年式フーパー製ロールスロイス「スポーツサルーン」も展示。計6台はいずれも日産自動車などが関東で保存していて、四国での展示は初めてとなる。

 市商工観光課の山戸達朗課長は「竹内とダットサンの関係は知られていないので、これを機に顕彰に力を入れたい。これほど貴重な車が四国で一堂に集まるのはまずないので、ぜひ見に来てほしい」と呼び掛けている。

 高校生以上200円、小中学生100円。問い合わせは、市商工観光課(0880・63・1119)へ。


記念講演も
 企画展に合わせて、国立科学博物館産業技術史資料情報センターの鈴木一義センター長が「竹内明太郎とダットサンについて」と題し23日午前11時から記念講演を行う。

 26日午後1時からは「旧車文化と地方創生」をテーマに、ダットサン愛好者らがパネルディスカッションする。会場はいずれも宿毛文教センターで、企画展入場料が必要。

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カテゴリー: 主要社会幕末維新博幡多観光

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