2017.11.08 08:15

冬告げるヤッコソウ 高知県土佐清水市

落ち葉の間から顔を出したヤッコソウ(土佐清水市斧積)
落ち葉の間から顔を出したヤッコソウ(土佐清水市斧積)
 冬の訪れを告げるヤッコソウが、高知県土佐清水市斧積の雑木林でにょきにょきと顔を出し始めている。

 ヤッコソウは四国や九州に分布し、シイの木の根に群生する寄生植物。一般的には11~12月上旬が開花期で、花の高さは3~7センチほどになる。

 明治末、土佐清水市内に自生していたものが牧野富太郎博士に送られ、奴(やっこ)さんが袖を広げた姿に似ていることからヤッコソウと命名された。

 斧積で見られ始めたのは10月末ごろから。30個ほどがあちこちから顔を出し、高さ3センチほどに成長。乳白色の花が開き始めた姿は、手を広げようとする妖精のようで何とも愛らしい。

 近くに住む田中博子さん(71)は「例年通り今年もこの時期に見られてうれしい。かわいらしい姿に癒やされます」と笑顔だった。

カテゴリー: 環境・科学幡多


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