2016.04.05 14:24

「先生たちのNIE」の様子

 今、県内の学校では新聞を活用した授業や、子どもたちが学んだことを新聞の形にまとめる「新聞づくり学習」が活発に行われています。そうした学校では、多くの先生たちが新聞づくりをテーマにした研修会を開いたり、県教委や高知新聞社開催のNIE講座に参加し、日々の授業に生かしています。そんな「先生たちのNIE」の様子を紹介します。

取材、執筆 楽しく体験 県内教職員本社で研修 手書きで新聞づくり


 授業などで新聞づくりに取り組むためのノウハウを身に付けてもらおうと7月29日、南国市蛍が丘1丁目の高知新聞まほろばセンターで本社主催のNIE研修講座「つくろう!学校紹介新聞」が開かれ、県内の教職員約20人が手書きでの新聞づくりを楽しみました。
 県教育センターとの共催。新聞づくりは、記事や見出し、紙面構成など、多くの場面で思考力や判断力、表現力が求められ、子どもの言語能力を伸ばす学習として取り組む学校が増加しています。
 小中高校や特別支援学校の教員が集まった研修講座では、参加者がペアを組み、お互いに取材し合って相手の学校をPRする新聞づくりに挑戦。「そちらの学校の自慢は?」「えっ、そんな話があるんですか! 詳しく聞かせてください」などと質問を重ね、トピックの発掘に励みました。
 記事の執筆、紙面レイアウトを考える際には「たくさん取材した中から、書く話を絞るのは大変」と頭を悩ませる参加者もいましたが、全員が新聞を完成。小学校の女性教員は「完成したら苦労が吹き飛んだ。この喜びを子どもたちにも体験してほしい。授業でぜひ取り組みたい」と、新聞づくりの指導に意欲を燃やしていました。
(2014年7月29日、南国市)

学校行事テーマに「新聞」 運動会に修学旅行、職場体験…


 高知市大津乙の県教育センターで10月6日、新聞の活用を目的にした教科研究センター講座「NIE講座Ⅱ」が開かれ、県内の小中学校の先生や教職を目指す大学生ら23人が、A3サイズの手書き新聞づくりに取り組みました。先生たちは運動会や修学旅行、職場体験学習など、さまざまな学校行事をテーマに新聞の題字や見出しを工夫。子どもたちのお手本になるような、楽しい学習新聞を次々と仕上げていました。
 講座は、子どもたちに「目的に応じて書く力」を身に付けてもらうため、新聞を活用した教材づくりや指導方法を先生たちに学んでもらおうと、県教育センターが開きました。県教委の「学校新聞づくりコンクール」(公立小中学校を対象に11月から作品募集)の関連講座で、6月から計4回、開催。高知新聞社NIE推進室は「新聞づくりのポイント~短時間でできる新聞づくり~」の演習を担当しました。
 先生たちは、配られた4種類のレイアウト例から子どもたちが取り組みやすいものを一つ選んで新聞づくり。「見出しは、最も伝えたい言葉を10文字くらいで」「前文は、記事の1段落目の文章。記事全体の要約(まとめ)文。前文に見出しの言葉が入るよう工夫を」。そんな記者のアドバイスを受けて先生たちは、「みんなで力を合わせ」「迫力あるソーラン」などの見出しが躍る学校行事新聞を、2時間足らずで完成させていました。出来上がった新聞は、学校の授業などで活用するそうです。
(2013年10月6日、高知市)

工夫凝らして「本」の新聞 150人がチャレンジ


 高知市教育研究会図書館教育部会の研修会では、約150人が、持ち寄った「本」を題材に新聞作り。写真の代わりに本の表紙や挿絵を描き、内容の紹介や感想などをまとめました。
 完成した新聞には、本の粗筋を描いた四こま漫画や、登場キャラクターの顔入り紹介文など、楽しく読んでもらう工夫がずらり。先生たちは「伝えたいことを紙面全体で表現できる。新聞ならではですね」とうなずき、ほかの先生の作品にも見入っていました。
(2013年8月23日、高知市)

先生50人 「書くための取材」体験 〝形優先〟で新聞づくり


 本紙の印刷拠点「高知新聞まほろばセンター」での研修会(本社主催、県教育センター共催)。県内各地から集まった約50人の先生たちが、取材から取り組む新聞づくりに挑戦しました。
 「まずレイアウトを決め、記事をどう書くかイメージして、取材で何を聞くか考えましょう」との説明を受けた先生たちは、県教委が11月から募集する「学校新聞づくりコンクール」の用紙を使い、早速レイアウト。見出しや写真の位置を変え、「記事を短く、写真を大きく…」と思案しました。
 イメージが膨らんだところで取材を開始。〝記者会見〟では、まほろばセンター職員に次々と質問、本紙の歴史や新聞の楽しみ方を紹介する体験型展示室「ふれあいミュージアム」を自分の目で確かめながら、「書くために聞く・調べる」取材を重ねました。
 レイアウトを元に記事を書き始めると、「どれだけ書けば良いか分かるので書きやすい」と、〝形優先〟の進め方に納得した様子。「紙面をイメージすることで『このネタがトップ記事』と、意識して取材できた」「記事を書いた後でレイアウトすると、もう一度記事を書き直さないといけない。形を決めておくと手軽」という声もあり、学校での実践に向けて手応えを感じていたようでした。
(2013年8月7日、南国市)

カテゴリー: NIE先生向けNIE


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