2017.10.23 08:00

[2017衆院選] 高知1区で敗れた大石宗さん、松本顕治さん

 自民の牙城崩し、世代交代―。衆院選は22日投開票され、高知2区の無所属、広田一さんが激戦の末、10選を目指した自民党の山本有二さんを破り初当選。高知1区は中谷元さんが貫禄の戦いで、希望の党の大石宗さんと共産党の松本顕治さんを退け10選。

支持者にあいさつする大石宗さん(高知市山ノ端町)
支持者にあいさつする大石宗さん(高知市山ノ端町)
大石宗さん 3度目挑戦及ばず
 所属していた民進党が希望の党に合流したのを機に、高知県内唯一の同党候補として出馬した大石宗さん(37)。「政権交代可能な二大政党制の実現」を訴え、国政を目指す3度目の戦いに臨んだ。

 現政権に対する批判票の取り込みにも注力し、終盤は「3年間歩いた活動で世話人も増え、地域の反応はいい」「希望の党で出たことで保守層の支持が得られやすい」と手応えを感じていた。

 ただ、合流の際に小池百合子代表が「排除の論理」を持ち出したことで党に対する逆風も全国的に強まった。10期目を目指した自民党候補の牙城を崩すには至らず、比例復活もできなかった。

 大石さんは高知市山ノ端町の事務所で「全ては私の力不足、それ以外にない。これだけの期待をいただきながら結果を出せなかったことをおわびしたい」と頭を下げた。


高知1区で敗れた松本顕治さん=右=と、比例で涙をのんだ島崎保臣さん(高知市上町2丁目)
高知1区で敗れた松本顕治さん=右=と、比例で涙をのんだ島崎保臣さん(高知市上町2丁目)
松本顕治さん 護憲の戦い継続 比例島崎さんも涙

 共産党は護憲を訴え支持拡大を狙ったが、高知1区で議席獲得ができなかった。

 松本顕治さん(33)は消費税増税反対を掲げ「人間らしく生きられる政治を」と街頭に立ち続けた。やや早口だった演説は徐々に変化。「戦争する国にしたくない、誰のどんな命も守りたい」と、安保法制廃止をかみしめるように訴えていた。

 高知市上町2丁目の事務所で松本さんは、「残念ながら力が及ばなかった」と悔しさをにじませたが、「憲法を守る政治への願いを全身で感じた。これを最初の一歩として、自民党政治の在り方を変える戦いを広げていきたい」と前を向いた。

 高知2区での出馬を見送り比例単独の党候補として出馬した島崎保臣さん(34)も届かず、涙をのんだ。

関連記事

もっと見る



ページトップへ