2016.04.02 16:12

漫画で高知県仁淀川町PR 移住者向けに四季ごと魅力紹介

四季ごとに仁淀川町の魅力を紹介する漫画が製作された(高知県吾川郡仁淀川町大崎)
四季ごとに仁淀川町の魅力を紹介する漫画が製作された(高知県吾川郡仁淀川町大崎)
 移住者を呼び込もうと、高知県吾川郡仁淀川町が漫画で町の魅力を紹介する冊子「君恋(きみこい)四季物語」を製作した。折々の町の見どころや産業、伝統芸能などを1冊ずつにまとめ、移住者相談会などで配布している。仁淀川町の担当者は「分かりやすく町の魅力を伝え、移住に結びつけたい」と期待している。

 仁淀川町が地方創生加速化交付金を活用。高知新聞総合印刷(高知市)、漫画雑誌「高知インディーズマガジン」編集部(高岡郡日高村)と共に企画編集した。高知インディーズマガジンに作品を掲載しているフジハラサオリさん(37)=高知市=が作画した。

 大学進学を機に仁淀川町から東京へ移り住んだ28歳の女性会社員が、季節ごとに里帰りするというストーリー。地元で茶農家を営む同級生と再会し、帰郷を重ねるごとに仁淀川町の魅力に気付いていく。

 春は桜、夏は仁淀ブルー、秋は紅葉、冬は秋葉まつりや神楽と、季節ならではの特色をふんだんに盛り込んだ。林業従事者を増やそうと、木の伐採現場や製材工場も描いた。

 漫画を描くまで「仁淀川町のことをあまり知らなかった」というフジハラさんだが、取材するにつれて「人の優しさ、自然の豊かさなどに触れられ、仁淀川町の良さに気付く主人公に感情移入できた」と振り返る。

 冊子はB5判20ページで季節ごとに各5千部製作。漫画はモノクロで、仁淀川町の見どころや移住者の声などを紹介する記事と、町内マップはカラーで収録した。

 冊子は3月下旬、東京で開かれた移住者相談会でも配布し、仁淀川町の古味実企画課長は「仁淀川町の様子が分かり、面白いと好評だった」と話す。今後も移住者相談会で活用するほか、町内の小中学生に配布したり、町内外の宿泊施設などに置いたりする予定だ。

 仁淀川町は冊子の情報を載せた特設サイトも開設している。

カテゴリー: 社会


ページトップへ